【Kindle出版ノウハウNo.1】ページ数と印税の関係

こんにちは、神内です。
2024年の折り返し地点に入りましたね。
※2024年7月1日に執筆
今回は、Kindle出版で印税を伸ばしていくために知っておかないといけない、ページ数と印税の関係性について解説していきます。
※今回は、電子書籍の話です。ペーパーバックは関係ありません。
本のページ数を確認しよう

これからKindle出版をする方は、次の見出し「最適なページ数は?」までジャンプして下さい。
みなさんが出版している電子書籍のページ数は何ページでしょうか?
私が出版する場合は、最低でも150ページ以上にしています。
出版後にロングセラーになった書籍については、400~800ページになるように加筆をしています。
私が出版している本で、一番ページ数が多い本は2688KENPC(ページ)です。
※2024年7月1日時点
余談ですが、1冊の本で1人の読者から獲得できる最大の既読ページ数は、3,000KENPCです。
つまり、3,000ページまでの本を出版することができるということになります。
ページ数と読者満足度
私が読者の立場で本を読んだ場合、ページ数によって満足度は大きく異なります。
今回は、Kindle作家さんの本を読んだ場合、ページ数によってどのくらいの満足度になるかの目安をお伝えしますね。
【注意点】これはあくまでも個人出版の本の場合です。商業出版の本は別です。
ページ数 | 読者満足度 |
150ページ未満 | 低い |
150~250ページ | 普通 |
250~400ページ | やや高い |
400ページを超える | 高い |
私がこれまでに100冊以上の本を読んできた感想です。
150ページ未満(特に100ページ未満)では、ページ数が少ないので、十分な満足度が得られない可能性が高いです。
※書籍の内容によってはページが少なくても良いケースもあります。
できれば、200ページくらいはほしいところです。
400ページを超えていれば、読み応えがあるという印象を与えられます。
最適なページ数は?

最適なページ数は以下のとおりです。
200~250ページ:出版後に加筆してもいいので、このページ数は目指してほしい。
400ページ以上:かなり読み応えがある印象を与えられるので、余力があるなら目指したい。
「いきなり200ページの本を出すのは難しい」という方は、一度200ページ未満の本を出版してから、コツコツと再出版していくことをおすすめします。
ページ数と印税の関係
結論から言うと、ページ数が増えるほど印税も増えます。
理由は2つあって、
1つ目は、単純に読むページ数が増えるから
2つ目は、ランキングがキープされやすくなるから
です。
ここで詳しく説明してしまうと、初心者の方が混乱してしまうので、詳細については改めて解説していきますね!
再出版の方法
再出版の方法はとても簡単です。
本を出版したときとほとんど作業手順は同じです。
① KDPマイページの「キャンペーンと広告」の右にある「…」をクリック

② 「電子書籍の詳細情報の編集」・「電子書籍のコンテンツの編集」・「電子書籍の価格の編集」の中から必要な項目をクリック。
※「電子書籍のコンテンツの編集」は必須。その他2つは任意

③ 出版時と同じように新しい書籍データ(表紙データ)をアップロード
以上で完了です。
最初は100ページくらいでOK
最近は、出版後に加筆出版をする方が増えているので、最初は100ページくらいの本で十分です。
出版後に本が読まれて、今後も伸びそうだなと感じたら、定期的に加筆していけばOKです。
おすすめの書籍
Kindle出版について基礎知識を身に着けたい方におすすめの書籍です。
Canvaだけで電子書籍を出版する方法
2022年5月末に出版した本ですが、定期的にコンテンツを追加しているので、最新の情報に対応しています。
CanvaだけでKindle出版
2022年9月に出版した書籍のため、情報が少し古いですが、Kindle出版の方法だけではなく、公式LINEの運用などの方法についても解説しています。
これ一冊あれば、Kindle出版に関するほとんどの情報を理解することができます。
ご興味があればぜひ手にとってみて下さい。