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出版ノウハウ

【Kindle出版ノウハウNo.2】再出版でコンテンツを増やすメリット3選

Kindle出版ノウハウ2
kogasana

こんにちは。神内です。

2024年7月からはじめた、Kindle出版ノウハウの記事化企画ですが、第1回の記事が思ったよりも多くの方に読んでいただけたので、継続的にコンテンツを発信して行きたいと思います。

前回の記事では、ページ数と印税の関係、そして読者満足度の変化についてお話しました。

今回は、出版後に原稿をアップデートして再出版するメリットについてお話をしていきます。

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出版後にほったらかしはNG!

Kindle出版をしている方の9割以上は、一度出版した本はノータッチになってしまっています

商業出版の本であれば、ほとんどコンテンツのアップデートは行われないのが普通です。

しかし、あなたは個人出版でKindle本を出しているのです。

アップデートして再出版しないと損ですよ!

なぜ損なのかという理由についてはこれからお話していきます。

再出版のメリット3選

電子書籍を再出版するメリットは3つあります。

  • 印税が増える
  • 読者満足度が高まる
  • ランキングが下がりにくい

印税が増える

コンテンツを追記すると必然的に書籍のページ数が増えていきます。

リフロー型の場合は約300~400文字ごとに1ページ増えるとイメージして下さい。

固定レイアウト型の場合は、追加したページ数だけ総ページ数が増えていきます。

私が2023年11月に出版した下記の書籍は、出版当初は500ページくらいでした。

最高のChatGPTプロンプト27選

しかし、半年以上にわたってコツコツコンテンツをアップデートした結果、今では2094ページの本になりました!

百科事典もビックリの分厚さですね!

もちろん、印税も右肩上がりで増えていきました
※ページ数を増やしすぎたせいでかなり鈍化していますが・・・

読者満足度が高まる

あなたは、2冊の本を購入しました。

1冊目は50ページの本、2冊目は500ページの本です。

どちらの本を読みたいですか?

10秒間考えてみてください。

やはり500ページある本のほうが読み応えがありますよね!

無理にページ数を増やす必要はありませんが、できるだけコンテンツを充実させることをおすすめします。

ランキングが下がりにくい

書籍のページ数が多いということは、それだけ本を読むのに時間がかかります。

Amazonは、読者が本を読み終わるまではランキングがキープされる仕組みになっていると思われる(これまでの経験上)ので、ページ数を増やしておくことでランキングが下がりにくくなります。

ただし、ページ数を増やすために、中身のないコンテンツを追加することのないようにして下さい。かえって逆効果になってしまいます。

影響力がある方は注意!

もしあなたが、インフルエンサーなどの影響力がある方の場合、高頻度で再出版を行うのは控えたほうがよいでしょう。

むしろ再出版しなくてもよいケースもあります。

なぜかというと、再出版をしても書籍のデータが自動的に更新されるわけではないので、購入したタイミングで読者がアクセスできる情報が変わってきてしまうからです。

場合によってはクレームや炎上につながってしまうリスクもあります。

影響力がある方が再出版をする場合は、初版の時点で「再出版を行う予定がある」という事と「アップデートの方法」を本に記載しておきましょう。

再出版は積極的に行っていきましょう。

おすすめの書籍

Kindle出版について基礎知識を身に着けたい方におすすめの書籍です。

Canvaだけで電子書籍を出版する方法

電子書籍版

ペーパーバック版

2022年5月末に出版した本ですが、定期的にコンテンツを追加しているので、最新の情報に対応しています。

CanvaだけでKindle出版

電子書籍版

2022年9月に出版した書籍のため、情報が少し古いですが、Kindle出版の方法だけではなく、公式LINEの運用などの方法についても解説しています。

Kindle出版の百科事典のような本です。

ページ数は多いですが、スマホで読みやすいレイアウトになっているので、そこまで読むのに時間はかかりません。

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Kamiuchi's Profile
かみうち
かみうち
Kindle出版アドバイザー
2022年からKindle出版を始める。 これまでに80冊の本を出版。 本を量産したかみうちならではのKindle出版に関するノウハウを惜しみなく公開!
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