生成AIという言葉は聞くけれど、どんな種類があるのか分からない、と感じていませんか?

私も、進化が速すぎて全部は追いきれません。

この回では、細かい使い方に入る前に、生成AIを7つのジャンルに分けて整理します。

AIを使い始める方は、ぜひ読んで下さい!


まず生成AIを7種類に分ける

最近は、テレビ番組でも生成AIが取り上げられますよね。

普段あまりネットを使わない方も、「聞いたことはある」というくらいになっているのではないでしょうか。

私は2023年3月にChatGPTを使い始め、その後、画像生成AIも学び始めました。

2024年2月18日時点で、生成AIは文章、画像、音声、音楽、動画、コード、対話型の7つに分けられます。

本記事で紹介するのは、原稿を書いた2024年2月ごろの内容で、2026年10月時点で変わった点は書き足しました。

実際に使ったことがあるものには、5段階のおすすめ度をつけています。


文章生成AI

いちばんメジャーな生成AIです。

プロンプトを入れると、その内容に合わせた文章を作ってくれます。

精度はプロンプトで大きく変わるので、「ChatGPTはプロンプトが9割」という言葉が流行っています。


ChatGPT(★★★★☆)

無料版でも十分使えますが、課金するとできることが広がります。

当時は課金しないとGPT-4が使えなかったので、星は4つにしました。

2026年10月時点では、GPT-4は選べなくなり、無料版でも新しいモデルが標準です。

2026年8月の発表では、無料版の標準は「GPT-5.6 Luna」、有料のPlusとProは「GPT-5.6 Sol」です。


Perplexity AI(★★★★★)

無料版でも、気軽に検索を使えます。

当時は「GPT-4が4時間に5回まで」でしたが、2026年10月時点では、複数の情報源を読んで答える「Proサーチ」も、無料版で回数に上限つきで使えます。

文献やYouTube動画も、プロンプトで検索できます。


Catchy(★★★★☆)

日本の企業が作った生成AIです。

あらかじめ内部でプロンプトが組み込まれているため、生成AIに初めて触れる方に合っています。

ただ、その分自由度が下がるので、慣れたらChatGPTなど他のAIをメインにするのがいいと思います


画像生成AI

ChatGPTを出したOpenAIの画像生成AIは、以前はDALL-Eと呼ばれ、ChatGPTの中で使うには、GPTs(DALL-E)と有料版への課金が必須でした(★★★★☆)。

2026年10月時点では、DALL-E 3は役目を終え、ChatGPTの画像生成は「GPT Image」系のモデルに替わっています。

2026年4月に「ChatGPT Images 2.0」が登場し、ChatGPT内のDALL-E専用GPTは2026年8月30日に終了しました。

無料版でも使えますが、回数には上限があります。

次の2つのサイトでも使えます。

  • Bing Image Creator:商用利用は不可で、クレジットの上限はなし(2024年2月ごろの情報。今の無料枠は公式で確認して下さい)
  • Canva:ログインが必要で、クレジットに制限あり。アプリ検索で「DALL-E」と入れます

Adobe Fireflyは、Photoshopなどで知られるAdobe社の画像生成AIです(★★★★★)。

無料でも、毎月25クレジット分まで作れます。

2024年2月ごろは「月25回」でした。

2026年10月時点でも月25クレジットとする情報が中心ですが、毎日更新とする説明もあるので、数字は公式で確認して下さい。


音声・音楽生成AI

音声生成AIは、文章を入れると音声にしてくれるAIで、読み上げや、YouTube動画に使えます。

GoogleのText-to-Speech AIは、無料トライアルがあり、どちらかといえば法人向けのサービスです。

VOICEVOXは無料で商用利用もでき、いろいろなキャラクターの声が使えるので、YouTube動画にぴったりです(★★★★☆)。


曲まで作れる音楽生成AIは、画期的なサービスです。

私自身は使った経験がないので、紹介だけにとどめます。

費用がかかるものが多いので、使う前に必ず確認して下さい。

LANDR、SOUNDRAW(Canva上で使える音楽生成AIで、月1,650円から、ダウンロード無制限で商用利用できるプランがあり、14日間の無料トライアルもあります)、Suno AI(歌詞や曲調を文章で指示するだけで作曲してくれます。

月10ドルで500曲、30ドルで2000曲まで。無料でも使えるものはありますが、商用利用はできません)

などがあります。


動画生成AI

プロンプトを入れるだけで、動画を作ってくれます。

YouTubeの背景に使うのにぴったりです。

Canvaのマジック生成(★★★★★)で「A pleasant breeze blows across the quiet lake」(静かな湖に心地よい風が吹いている)と入力したところ、4秒の動画が生成されました。


有料プランは月50回、無料プランは累計5回まで使えます。

Kaiberは、かっこいい動画を作れる動画生成AIで、アニメーションや絵コンテも作れます。

料金プランは5ドルから25ドルまであり、プランに応じて、動画の長さやクレジットの量が変わります。

7日間の無料トライアルもあります(2024年2月ごろの情報です。Kaiberは2026年7月にも料金を改定しているので、今のプランは公式で確認して下さい)。


OpenAIの動画生成AI「Sora」は、原稿を書いた2024年2月ごろは、一般利用がまだでした。

その後アプリとして公開されましたが、OpenAIは2026年3月に、アプリ「Sora」の終了を発表しています。

2026年10月時点で動画生成AIを選ぶなら、GoogleのVeo、Kling、Runwayなどが、比較記事でよく挙がっています。

ちなみに、YouTube動画を作る立場としては、動画生成よりも、テロップを自動で作ってくれるAIのほうがほしいところです。


コード生成AIと対話型AI

コード生成AIは、プログラミング学習中の方に向いており、Code LlamaやGithub Copilotなどがあります。

ただ、ChatGPTでもコードは出力できますし、出してほしい内容を詳しく書けば、精度も上げられます。

対話型AIは、人とコンピュータの会話を自然にするAIツールです。

Webサイトでの問い合わせに24時間対応できるので、ECサイトや緊急対応の一次窓口に使われています。

法人向けが中心で、個人が使えるものはそれほど多くありません。

この連載では、個人で使えるAIを中心に扱うので、対話型AIの解説はここまでにします。