英語を勉強し直したいけれど、きっかけがない。
そんな方に、AIを相棒にする学び方を紹介します。
この回では、英語学習のGPTsを2種類試した結果と、プラグインでマインドマップや価値観マップを作る手順をまとめました。
英語や頭の整理に悩んでいる方は、ぜひ読んで下さい!
英語を勉強し直す理由
英語の勉強は、していますか。
私は、学生時代まではちゃんとやっていましたが、最近はまったくしていません。
英語を使う機会が、ほとんどないからです。
英語スキルが必要な案件を見ると、「勉強しておいたほうがいいかな」と思うのですが、2〜3時間後には忘れています。
誤解のないように言うと、英語は好きなほうなんです。
高校時代にオーストラリアへホームステイし、大学時代には工業英検にも合格しました。
ただ、触れる機会がないんですよね。
けれども、2023年にChatGPTが進化したことで、苦手意識を理由に避け続けるわけにはいかなくなりました。
AIの情報は、日本より海外のほうが圧倒的に豊富です。
最新のAIに触れるには、英語を勉強しないといけません。
せっかくなら、GPTsで最新技術に触れながら、英語を勉強しようと思います。
GPTs①:英語の先生(初級〜中級向け)
日本語で作られたGPTsで、利用者は100名を超えています。
説明文は「文章を送るだけで、英文の添削、日本語の英訳、発音のアドバイスや言い換えの提案までしてくれる、あなた専用のAI講師」です。
(2026年12月終了予定のカスタムGPTs。英語学習は、ChatGPTに「英語の先生として添削して」と頼む形でも続けられます)
まず、正しい英文「I'm a freelancer working from home.」を送りました。
返ってくる内容は、原文、修正文、自然な言い換え、解説、発音のアドバイスです。
「comfort of my home」の「t」は、次の語が母音で始まるためにつながり、「カムフォーヴ」のように聞こえる、といったリンキングの説明まであって、驚きました。
続いて、わざとスペルを誤らせた文を送りました。
「incame」は「income」に直り、「generate income through investments in Japanese stocks」というビジネス向けの言い換えも出ました。
発音は、アクセントの位置とカタカナの表記つきです。
もっと自然な表現のほうは、参考程度に見ておけば十分でしょう。
文章の修正だけでなく、自然な表現と発音のアドバイスまで出してくれるのは、ありがたいです。
将来、機械音声での発音機能が加われば、GPTsだけで英語学習が完結する日が来るかもしれません。
GPTs②:English(中級者以上向け)
こちらは、英文の添削ではなく、単語やフレーズを覚えることに特化したGPTsです。
説明では、AIの英語教師が英単語やフレーズを総合的に学べるように助けてくれる、とされています。
英文を送っても、答えてはくれません。
自己紹介のような英文を送ると、「自己紹介のようですね。知りたいことがあれば聞いてください」
と返ってきました。
使いこなすには、英文ではなく、英単語かフレーズを入れます。
「Bird」だけを入力すると、次の項目が英語で出ました。
- 発音と発音記号、発音のコツ
- 難易度(Bird は小学生レベル)
- 品詞、語源、意味
- 反意語と同義語
- 会話での例文
- 句動詞(Bird-watch など)
- 関連画像
画像が途中で止まったら、「Please」と入力すると生成されます。
日本語で答えてもらうコツ
英単語だけを送ると、英語で答えが返ってきます。
カスタム指示に「日本語で回答してください」と入れていても、結果は変わりません。
そこで、単語のあとに指示を付けます。
Investment
回答は日本語でお願いします
すると、「投資(Investment)」の発音と難易度(高校レベル)、品詞(名詞)、語源(ラテン語の「investire」)、意味、反意語と同義語、会話での例文、関連するフレーズ(Invest in、Pull out of、Cash in on)が日本語で出ました。
やはり、日本語のほうが頭に入ってきます。
ただ、英語の例文まで日本語になってしまったので、例文だけ英語にしてほしいと、追加で依頼しました。
これで、英語の勉強に最適な教材ができあがります。
英語を勉強したい方は、ぜひ、英語学習用のGPTsを試してみて下さい。
マインドマップと価値観マップをプラグインで作る
マインドマップは、情報を視覚的に整理し、アイデアや概念を図に表すためのツールです。
文章ではなく、単語や短い言葉でまとめるので、会議で意見を整理するときなどに向いています。
マインドマップを作るソフトはいくつかありますが、どれもクセがあって、初心者が使いこなすのは大変ですよね。
でも、ChatGPTのプラグインを使えば、簡単に生成できます。
使うには、ChatGPT Plus以上への加入が必要です。
旧プラグインは2024年4月9日に終了しているため、いまは同じ手順は使えません。
マインドマップは、ChatGPTに構造を出してもらい、MindMeisterなどに貼り付ける方法が代わりになります。
プラグインのインストールと、英語のプロンプト
2つのプラグイン、「AI Diagrams」と「VoxScript」をインストールします。
「Install」ボタンを押してインストールし、ボタンが「Uninstall」に変わったら完了です。
次に、ChatGPTのプラグインの選択画面で、インストールした2つを選びます。
プロンプトは、英語で入力します。
日本語で入力すると、エラーになってマインドマップが作られません。
Give me a thorough explanation of ChatGPT.
Make the concepts and visuals simple and engaging so that difficult topics are easy to grasp. After that, convert the result into a mind map.
「ChatGPT」の部分に、マインドマップの中心にしたい単語を入れます。
副業は「side job」、ウェブデザインは「Web design」といった具合です。
できたマインドマップは、ブラウザアプリのWhimsicalで編集できます(保存するには登録が必要です)。
無料で3つのボードまで作れて、無制限にするにはPRO(月額10〜12ドル)に課金します。
日本語で使うなら、MindMeister(マインドマイスター)をおすすめします。
価値観マップを作る
あなたは、価値観マップを作ったことがありますか?
人生の羅針盤となって、自分の軸がぶれないようにしてくれるものです。
価値観を深く知ることで、これから自分が何をするべきかが明確になります。
次の条件で、私の価値観マップをマインドマップにしてください。
プロフィール
・32歳独身男性
・IT企業の会社員
自分にとっての幸せ
・美味しいものをたくさん食べる
・大好きな人と楽しく過ごす
何を大切にして生きているか
・家族を大切にする
人生でやりたいこと
・35歳までに結婚する
・ITスキルを活かして、自分で会社を立ち上げる
このときは、日本語でも作成できました。
ただ、1回目はエラーになり、2回目で成功しました。
英語で入力してもエラーが出ることがあるので、そのときは、もう一度送り直してみてください。
実際の価値観マップは、たいてい3階層以上で作られます。
検証すると、4階層まで作成でき、5階層以上になると不完全になりました。
階層を下げるには、1つ字下げします。
- 1階層:プロフィール
- 2階層:IT企業の会社員
- 3階層:最近になって、生成AIのコンサルを始めた
- 4階層:とくに中小企業から、問い合わせが増えている
条件を、このように箇条書きで階層にして渡せば、4階層に対応したマップになります。
5階層以上にしたいなら、数回に分けて作るのがコツです。
あなたも、ぜひ自分だけの価値観マップを作ってみましょう。