ChatGPT Plusに月3,000円払うべきか、迷っていませんか?
私も、何度も悩みました。
この回では、機能ごとに「課金が必要か」を判定し、検索AIを新NISAの質問で比べた結果と、記憶機能を紹介します。
課金を検討中の方は、ぜひ読んで下さい!
先に結論
ChatGPTは無料でも使えますが、ChatGPT Plusに入ると、いろいろな機能が使えます。
月3,000円(20ドル)は、けっこうな出費ですよね。
2026年10月時点の有料プランは、Go(日本では月1,500円)、Plus(月20ドル、日本では3,000円)、Pro(月200ドル)です。
以下は原稿を書いた2024年1〜2月ごろの判定で、2026年10月時点の変更点を書き足しました。
AIを使って副業や事業をしたい方、自分の仕事に活かしたい方には、課金を強くおすすめします。
気が向いたときに少し使うだけなら、無料版で十分です。
他の生成AIで代わりになる機能しか使わないなら、これも無料版で大丈夫です。
ほとんど使わないのに毎月3,000円は、もったいないです。
逆に、ヘビーユースなのに3,000円をケチるのは、機会損失です。
どのくらい使うかを考えて、決めましょう。
7つの機能と、判定
- GPT-4が使える(課金不要):2024年1月時点で、3時間ごとに40メッセージまで送れました。
1日中パソコンの前にいない限り、足りなくなることはありません。
GPT-4を試したいだけなら、無料のBing Chatでも使えます(2023年11月にMicrosoft Copilotに名称変更)。
【2026年10月時点】GPT-4は選べず、無料版でも新しい標準モデルを使えます。
2026年8月の発表で、標準は「GPT-5.6 Luna」(テキストのチャットは無制限)、Plus以上では上位の「GPT-5.6 Sol」が使えます
- ネット検索して答えられる(課金不要):数か月前までは精度が高くありませんでしたが、今はかなり上がっています。
Bing Chatでほぼ代わりになります。
2026年10月時点では、ChatGPT自体が、無料版でもWeb検索を使って答えられます
- GPTsとプラグインが使える(課金必須):GPTsは、ユーザーが作ったカスタマイズツールで、ノーコードで作れます。
プラグインは、IT企業などが開発した補強ツールで、Googleの拡張機能のようなものです。
PDFを要約する「AskYourPDF」などがあり、同時に3つまで使えます(通常のGPT-4だけで、GPTsの中では使えません)。
使わなくなったプラグインは、アンインストールしましょう。
GPTsを使うためだけに課金しても、十分なくらいです。
【2026年10月時点】旧プラグインは、2024年4月に終了しました。
GPTsも終了が予定されていて、後継には、アプリや指示をまとめた新しい「プラグイン」が案内されています
- 自分でGPTsを作れる(課金必須):ChatGPT Plusの醍醐味の一つです。
私は、YouTubeの解説動画を見ながら、1時間ほどで作れました。
収益化も狙えるかもしれません
- 混雑時に優先的にアクセスできる(課金不要):平日夜の生成速度の低下は、スマホで通勤中に生成しておくなどの工夫で対応できます。
速度だけが目的なら、課金は要りません
- 学習期間が長い(課金推奨):GPT-3.5は2022年1月までの知識ですが、GPT-4は2023年4月までのデータを持っています。
同じ質問でも、GPT-4のほうが精度の高い答えが返ります。
ビジネスで使うなら、課金は必須です
- ファイルのアップロード(課金必須):GPT-3.5では、ファイルを添付できません。
イラストの添削のような画像のアップロードは、GPT-4のモードでないと使えませんでした。
【2026年10月時点】GPT-3.5・GPT-4という分け方は、もうありません。
ファイルの添付は、無料版でもできますが上限があります。
知識の期間などは、プランやモデルで変わるので、公式のヘルプで確認して下さい
まとめると、GPT-4を使いたいだけの方、ネット検索を使った回答がほしいだけの方は、無理に課金しなくてOKです。
GPTsやプラグインをヘビーに使いたい方、ファイルのアップロードが必要な方は、課金して下さい。
ChatGPT-4を活用して、副業で稼ぐこともできます。
最新情報は、どのAIに聞く?
ChatGPT-4には、ネットを検索して答える機能があります。
私が遊んでいるゲームのことを聞いたら、未来のゲーム内イベントについても、正しく答えてくれました。
ネット検索の精度は、Bardより高いと感じます。
同じ質問をBardにしたら、ところどころ間違っていました。
Bardは2024年にGeminiに、Bing ChatはMicrosoft Copilotに名称が変わりました。
ChatGPT-4がネットを検索するときは、「Bingで調査を開始しています」というアイコンが出ます。
つまり、Bingの検索エンジンから情報を集めているわけです。
そこで、Bing Chatに同じ質問をすると、ほぼ正確な答えが返りました。
情報量では、Bingのほうが多いかもしれません。
新NISAで3つを比べる
せっかくなので、2024年から始まった新NISAについて、3つの生成AIに質問して、精度を比べてみました。
質問は、「2024年からはじまった新NISAについて教えてください。」
です。
ChatGPT-4は、NISAは日本の個人向け税優遇投資口座、という説明から入り、投資期間の拡大、非課税枠の変更、対象商品の見直し、ジュニアNISAの統合、非課税の恩恵の確定という5つの特徴を挙げました。
「投資にはリスクがあり、詳細は金融庁のサイトなどで確認を」という注意つきです。
Bing Chatは、非課税保有期間の無期限化、口座開設期間の恒久化、つみたて投資枠と成長投資枠の併用、年間投資枠の拡大に触れ、18歳以上の非課税保有限度額は1,800万円、と簡潔にまとめました。
Bardは、同じ項目を、非課税保有限度額1,800万円(成長投資枠は1,200万円)まで、項目ごとに詳しく説明しました。
結果を見ると、やはりChatGPTが一番分かりやすかったです。
Bing Chatも分かりやすいのですが、情報量は少なめ。
Bardも、意外と精度が高いと感じました。
ジャンルによって、向き不向きがあるのかもしれません。
ChatGPTと比べて、まったく使えないわけではないので、ネット検索で答えがほしいときの代用にはなります。
投資や制度のように、数字が大切な話題では、どのAIの答えも、公式の情報で確認する習慣をつけましょう。
チャットをまたいで覚える「Memory機能」
2024年2月26日の時点で、ChatGPTへの実装が予定されている機能を紹介します。
この時点では、まだ全員には開放されておらず、私も使えませんでした。
私は、生成AIの情報発信をしているので、ほぼ毎日ChatGPTを使っています。
そんな私を含めて、世界中が待ち望んでいた機能です。
これまでは、1つのチャットの中でしか、会話の内容を覚えてもらえませんでした。
新しいチャットを立ち上げるたびに、自分の仕事や好みを、もう一度説明する必要があったのです。
Memory機能が入れば、1つのチャットで覚えさせた内容を、別のチャットでも使えます。
使えば使うほど、自分好みにカスタマイズされていく、ということです。
今できる工夫は、カスタム指示に、回答のスタイルや前提条件を入れておくことです。
毎回プロンプトに書かなくても反映されるので、Memory機能の先取りになります。
【2026年10月時点】Memory機能は、すでに使えます。
覚えさせた内容を残す「保存されたメモリ」と、過去のチャットを参照する「チャット履歴の参照」の2つがあり、無料版にも軽量版が入っています。
内容は、設定で確認・編集できます。
ただ、毎回反映される分、入れすぎには注意しましょう。
AIの機能は、数か月で大きく変わります。
自分の環境で使えるようになったか、ときどき確認しておくと、新機能をいち早く試せます。