就職先を選ぶとき、何を一番大切にしていますか?
この回では、「やりたくないこと」から逆算して業界を絞る方法と、入社後のミスマッチを防ぐための確認10項目を、ChatGPTに聞いた結果を紹介します。
就職活動や転職活動を控えている方は、ぜひ読んで下さい!
いちばん大切なのは、やりたくない条件
就職活動をするとき、いちばん重視すべきことは、何でしょうか?
「絶対にやりたい仕事ができる会社を選ぶ」「年間休日や連休の取りやすさを確かめる」「有名な上場企業を中心に受ける」。
どれも大切です。
でも、いちばんではありません。
いちばん大事なのは、「絶対にやりたくない仕事の条件」をはっきりさせておくことです。
本当にやりたい仕事に就ける人は、ほんの一握りです。
ほとんどの人は、特別好きでもない仕事をします。
しかも日本では、正社員という安定の見返りに、勤務時間や勤務地を会社に決められます。
好きな仕事でもなく、自由も少ないので、仕事の幸福度が低くなりがちです。
それでも、絶対に嫌な条件を明確にして避ければ、残るのは「本当にやりたい仕事」か、「特に望んではいないけれど、嫌でもない仕事」です。
就職活動を控えた学生さんは、自己分析を、しつこいくらいやって下さい。
就活を進めながら方向を修正しても大丈夫です。
自己分析は、面接に合格するためではなく、自分の身を守るために行うものです。
学生時代に戻ったつもりで相談する
今回は、私が、今の記憶を持ったまま学生時代に戻れるなら、という設定で、相談しました。
今年、大学4年生になる21歳の男性です。
春休みの間に、就職活動の準備を始めたいと思っています。
6月の就活解禁までに、受験する企業を厳選できるよう、計画を練っています。
やる気はありますが、入社先がブラックだったり、合わなかったりしないかと、不安もあります。
高校や大学でいろいろなアルバイトを経験して、自分に合わない仕事や、嫌な仕事が見えてきました。
やりたい仕事と、絶対に嫌な仕事の条件を挙げるので、おすすめの業界と職種、おすすめしない業界と職種を、5つずつ教えてください。
【やりたいこと】業務の効率化(仕事のムダを減らす)/システムやツールの開発(プログラマーのアルバイト経験あり)/イラストレーターやWebデザイナーなどのクリエイティブな仕事
【やりたくないこと】転勤の多い仕事/年末年始の出勤がある仕事/体力が必要な仕事/長時間の乗り物の運転がある仕事
おすすめは、IT業界(システムエンジニア、プログラマー:業務効率化やツール開発に直結し、アルバイト経験を活かせる)、広告・デザイン業界(Webデザイナー、イラストレーター:クリエイティブな仕事に関心があるなら向いている)、コンサルティング業界(企業の業務効率化や組織改革を支援する)、スタートアップ(小さな組織で成長の機会が多く、幅広い業務に関われる)、製品開発(製品企画、開発エンジニア:技術と創造性の両方が求められる)でした。
おすすめしない業界と職種は、運輸・物流業界(長時間の運転や体力が必要で、年末年始も稼働する)、建設・土木業界(体力を要する現場作業が主体で、転勤や出張も多くなりがち)、小売・サービス業界(年末年始や休日の出勤、シフト制が一般的)、製造業界(体力を要する作業があり、工場によっては年末年始も稼働する)、医療・福祉業界(体力的な負担が大きく、年末年始を含むシフト勤務が一般的)です。
年末年始に働く人への思い
私自身は、年末年始(とくに12/31〜1/4)には、絶対に出勤したくありません。
出勤が必要な職場で、休みを代わってくれる人がいるなら、1日1万円払ってもいいくらいです。
毎日2,000円の年末年始手当をもらうより、休みを代わってもらえるほうがずっと助かるのです。
年末年始に働いている方を、本当に尊敬しています。
年末年始に従業員に働いてもらっている経営者の方には、手当の新設や増額を検討してほしいです。
一年の節目に、自分を見つめ直す時間を削って働いてくれているのです。
自分が従業員だったらどう感じるか、一度想像してみて下さい。
ぴったりの仕事を3つに絞る
5つの業界を出してもらったあとで、さらに絞り込みます。
以上の条件を踏まえて、私にぴったりの仕事を3つ選んでください。
最新の情報をネットで検索して答えてください。
仕事の中身は、具体的に書いてください。
勤務地は、日本国内であればどこでもかまいません。
ネット検索まではしてくれませんでしたが、3つの職種を挙げてくれました。
- 業務アプリケーション系システムエンジニア:顧客情報の管理システムなどを、提案、設計、開発、導入まで担当する。数年後には、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントへのステップアップも見込める
- プログラマー:受託開発、パッケージ開発、ウェブサイト開発に携わる。IT人材は2030年までに大きく不足すると予想され、データ分析や複雑なロジックを扱える能力は、自動プログラミングが進んでも価値がある
- ウェブデザイナー/フロントエンドエンジニア:Webサイトやアプリのデザインと開発を担う
いずれも、転勤が少なく、年末年始の出勤が必須になることも少なく、体力や長時間の運転も要らないため、やりたくない条件に当てはまりません。
もし時間を戻せるなら、IT系かクリエイティブ系の会社に入りたかったです。
当時のAdobe Dreamweaverは買い切りで10万円を超え、プログラミングも書籍で学ぶのが中心でした。
いまは、ほとんどのソフトがサブスクで、プログラミングを学べる動画教材も豊富です。
あと10〜20年遅く生まれたかった、と本気で思います。
入社後のミスマッチを防ぐ、10の確認
自己分析のあとは、入社後のミスマッチを防ぐ段階です。
面接や内定のときに注意すべきことを、ChatGPTに聞きました。
入社したら最低でも5年は働き続けたいので、入社後のミスマッチを避けたいと考えています。
面接や内定の段階で確認すべき点を、5〜10個挙げてください。
「最低でも5年は勤めたい」という希望を、具体的に書いたのがポイントです。
答えは、10のポイントでした。
- 企業文化と価値観の確認:ミッション、ビジョン、バリューを理解して、自分の価値観に合うかを見る
- 具体的な業務内容の確認:担当予定のプロジェクトを詳しく聞き、仕事の具体的なイメージを持つ
- キャリアパスの確認:その企業での成長の機会、昇進や研修の機会を質問する
- ワークライフバランスの実態:公式のポリシーだけでなく、実際の労働時間、残業、休日の取得状況を確認する
- 評価制度の理解:どんな基準で評価し、報酬を決めているか
- チームや上司との相性:入社後に働くチームや、直属の上司と話す機会があるかを確認する
- 退職者の実態:退職率が高い場合や、退職者から話を聞く機会があれば、辞めた理由を探る
- 福利厚生とサポート体制:健康管理や、メンタルヘルスのサポートまで見る
- 社内のコミュニケーションの雰囲気:スムーズか、オープンか、上下関係が厳しいか
- 入社後のフォロー体制:新入社員研修の有無や、メンター制度などのサポート
これらを入社前に把握しておけば、入社後のミスマッチが減り、長く働き続けるための助けになります。
社風の大切さ
とくに、企業文化と価値観の確認は、とても大切です。
私がフリーランスになる直前に勤めていた会社は、日曜夜放送の国民的アニメに登場するような、典型的な昭和の会社でした。
平日(金曜以外)の夜になると、会社近くのスナックや焼肉屋で飲み会が始まる、時代遅れ……ではなく、懐かしい雰囲気の職場です。
ただ、私は先進的な会社で働きたかったので、3年ほどで退職しました。
逆に、昭和の会社で働きたい方には、おすすめです。
給料や休日、勤務地に目が向きがちですが、企業風土や社風こそ、とても大切です。
どれだけ給料が高くても、軍隊のような空気の営業職に耐えられる人は、多くないでしょう。
これから就活や転職に臨む方は、社風にもぜひ目を向けてください。