ビジネスを始めて最初にぶつかる壁は、お客様を集めることですよね。

この回では、一度の質問で終わらせず、会話を重ねて集客の答えを磨く方法を紹介します。

さらに、Webサイトを持たない会社に、サイトを持つ理由を伝える文章づくりも試しました。

集客に悩んでいる方は、ぜひ読んで下さい!


一度で決めず、会話を重ねる

ビジネスをやっている方にとって、いちばんの課題は、お客さんを集める「集客」ですよね。

今回は、ChatGPTに集客の方法を教えてもらいます。

今回は、いつもの1回きりのプロンプトではなく、納得できる答えが出るまで会話を重ねる方法で進めます。


ケース1:独立前のWeb制作者が、集客を相談する

Webサイト制作の仕事をしていきたいと考えています。

スクールで基礎を学び、簡単なWebサイトの修正の仕事を請けています。

最低限のWebサイトなら作れます。

今後はWeb制作だけで生計を立てたいのですが、なかなか依頼が来ません。

1年以内にプロとして独立したいのですが、このままでは計画を見直すことになりそうです。

今後1年間で確実に集客する方法を教えてください。


【プロフィール】36歳/会社員(1年以内にフリーランスか法人化で独立したい)/IT業界でシステムの運用保守/独立したい理由は、今の仕事に将来性がないため/スキルはWebサイト制作(簡単なサイトを受注した経験あり)


1回目の答えは、一般的

1回目の答えは、8つの方法でした。

ポートフォリオの充実、SNSとブログを活用したブランディング、ネットワーキングとコミュニティ参加(Meetupイベントなど)、クラウドソーシングで小さなプロジェクトから実績を積む、SEOとオンライン広告、特定のニッチ市場への特化(eコマースサイト、ブログ、地元の中小企業向けなど)、顧客満足と口コミの重視、継続的な学習とスキルのアップデート。

これでは十分とは言えませんね。

もう少し改良してもらいましょう。


改良1:分からない用語を聞く

「質の高いWebサイトの定義と条件」「LinkedInの具体的な使い方」「MeetUpイベントとは何か」「Upworkは英語のサイトだが日本国内でも使えるか」を質問し、イメージしやすくなるよう頼みました。

答えは、クオリティの条件(ユーザビリティ、レスポンシブデザイン、読み込み時間が短い、魅力的なビジュアルデザイン、SEO対策、セキュリティ、コンテンツの質)、LinkedInの活用(プロフィールの充実、コネクションの構築、記事やポストの共有、業界グループへの参加)、MeetUp(共通の興味を持つ人がオフラインで集まるイベントを組織するプラットフォーム)、Upwork(世界中のフリーランサーとクライアントをつなぐサイト。日本国内のユーザーも使えるが、英語のスキルがあると有利)。

それなりに詳しく教えてくれたものの、今度は内容がかなり難しくなってしまいました。


改良2:中学生でも理解できる文章に

「最後に、Webサイト制作の仕事を受注する方法を、順序立てて教えてください。中学生にも分かる言葉でお願いします」

と頼み、続けて「もう少し具体的に」と、2回に分けて送りました。

  • 自分のWebサイトを作ってみよう:「私について」「これまでの作品」のページを作って、どんなサイトを作れるか紹介する
  • SNSを活用しよう:作ったサイトやデザインの画像を投稿する。「今日はこんなコードを書いたよ」と、作業の様子を紹介するのもよい
  • 人と会って話そう:地元の「IT勉強会」や「Webデザイナーの集まり」に参加して、名刺を交換する
  • ネットで仕事を探そう:「クラウドワークス」や「ランサーズ」に登録して、小さな案件から応募する
  • 得意分野をしぼろう:「お店のWebサイト制作が得意」など、強みを見つけて専門にする
  • お客さんの声を聞いてみよう:「使いやすかったですか?」と聞いて、次の仕事に生かす。喜んでもらえたら、「お友達にも紹介してね」とお願いする
  • 新しいことを学び続けよう:毎日少しずつ新しいことを学ぶ

最初は小さな仕事から始めて、少しずつ大きな仕事に挑戦するのがコツ、とのまとめでした。

中学生向けに頼んだら、ぐっと分かりやすくなりました。

ChatGPTに限らず、生成AIに文章を頼むときは、「中学生が理解できる」ことを一つの目安にするのもよさそうです。

ビジネス向けなら、「新入社員でも理解できる」文章にするのがベストかもしれません。


ケース2:Webサイトを持たない会社に、持つ理由を伝える

事業をされている方に聞きます。

Webサイト(ホームページ)は、お持ちですか?

業種や地域によっては、Webサイトを持たない会社も少なくありません。

でも、本当にそれで問題ないのでしょうか。

今回は、会社がWebサイトを持つべき理由を、ChatGPTに聞いてみました。

まずは、持たない理由への解決策です。


私は、Webサイト制作を営む経営者です。

Webサイトを持っていない企業にサイト制作のアプローチをしたいので、持っていない理由への解決策を示したいです。

理由は、①特に必要だと思っていない/②高額な費用がかかる/③Webサイトを管理する社員がいない/④コンテンツの更新が面倒。

1〜4に対する解決策を教えてください。


(出力条件)ITが苦手な方でも分かるよう、やさしい文章で。

温かみがあって安心できる文体で。

営業のニュアンスは、さりげなく入れる。

  • 必要だと思っていない場合:Webサイトは、会社を世界に開く入り口で、新しい店を出すようなもの
  • 高額な費用がかかる場合:必要な機能だけを選べば低コストにでき、分割払いもできる。大切なのは、長期的な成長と費用対効果
  • 管理する社員がいない場合:簡単に更新できる仕組みがあり、定期的な保守や更新のサポートも受けられる
  • 更新が面倒な場合:簡単な操作で更新できるツールを使い、更新のトレーニングやサポートもある

出力条件を3つ指定したので、温かい文体で、営業色もさりげなく入っています。


持たないデメリットと、制作会社の選び方

次に、Webサイトを持たないデメリットを5つ聞きました。

「経営者の方が共感できる文章に」「このまま放置してはいけないという危機感を持たせて」という条件を足しています。

答えは、オンラインで見つけてもらえない(顧客にとって会社が存在しないのと同じ)、信頼性の低下、競合に対する不利、マーケティングチャンスの損失、市場動向の把握の難しさ、の5つで、しっかり危機感のある表現でした。


よい制作会社と避けたい制作会社も聞きました。

おすすめの特徴は、実績と信頼性、カスタマイズと柔軟性、アフターサポート、透明性とコミュニケーション、最新技術の適用。

避けたい特徴は、不透明な料金体系、コミュニケーション不足、古い技術やテンプレートだけの使用、カスタマイズの欠如、アフターサポートの不足です。

発注前の10のチェックポイントは、見積もりの明確さ、ポートフォリオの評価、カスタマイズの柔軟性、対応技術の新しさ、SEO対策とマーケティング支援、モバイル対応、コミュニケーションとサポート、完成後のサポートとメンテナンス、納期とプロジェクト管理、データセキュリティとプライバシーでした。

「温かみのある文体」「危機感を持たせる」「安心感を持たせる」のように、読む人に起こしたい感情を、出力条件に書くのがポイントです。

同じ内容でも、相手に合わせた伝え方で出てきます。