VBAを覚えると、仕事や年収はどう変わるのか。

気になりますよね。

この回では、20代前半の初心者を想定して、VBAの学習の道筋と年収の目安をChatGPTに聞いた結果と、最初に覚えるべき5つの基本を整理してもらった方法を紹介します。

VBAを学ぶきっかけを探している方は、ぜひ読んで下さい!


GPT-4に切り替えて聞いてみた

2023年7月に、有料版のChatGPT Plusへ加入しました。

それまではGPT-3.5を使っていましたが、これからはGPT-4を使います。

原稿の執筆時(2023年7月)は、GPT-4は3時間に25メッセージまで使えました。

2026年10月時点では、GPT-4は選べず、回数の仕組みも変わっています。

少し物足りなく感じるかもしれませんが、ほかの作業をしながらなら、そこまで気にならない回数です。

そこで、VBAの学び方をChatGPTに尋ねてみました。


私がVBAを覚えられた理由

ExcelVBAは、習得すればとても役に立ちます。

とはいえ、初心者が独学で身につけるのは、簡単ではありません。

私がVBAを覚えられたのは、仕事で使う機会があったからです。

使う場面がなければ、そもそも覚える必要がないですからね……。

VBAの存在を知り、使ってみたくなっても、何から始めればよいのか見当がつきません。

そんなときこそ、ChatGPTの出番です。


学ぶ順番と収入の目安を聞く

想定したのは、Excelはある程度使えるけれど、VBAは未経験の若手社員です。

毎日残業が続いており、効率化して定時で帰りたいと思っている会社員を思い浮かべました。


20代前半の男性です。

Excelのスキルを上げて、収入を増やしたいと考えています。

でも、何から勉強を始めてよいか分かりません。

ExcelVBAを武器に、高収入の仕事に挑戦したいです。


【質問1】勉強の意欲を高めたいので、VBAのスキルがあるとどんな仕事に就けるのか教えてください。

できれば、年収の目安も知りたいです。


【質問2】Excelの基本操作と、SUMなどの基本的な関数は使えます。

ExcelVBAは、練習で簡単なマクロを作った程度です。

この段階から、ExcelVBAで高収入の仕事に就けるレベルに到達するには、何をすればよいか、順序立てて教えてください。


質問1:就ける仕事と年収

データ分析・ビジネスアナリスト、会計・財務、プロジェクト管理、オペレーションズマネジメントの4つが挙がりました。

それぞれ、大量データの分析とレポートの自動化、財務報告や予算作成の効率化、スケジュールや進捗の管理の自動化、在庫や注文や物流の管理の効率化が、VBAの出番です。

年収は、地域・業界・職種・経験・スキルで大きく変わります。

VBAのスキルを持つビジネスアナリストやデータアナリストの年収は、日本では400万〜800万円ほどが目安。

高度な専門スキルや管理職クラスなら、1000万円を超えるケースもある、とのことでした。


質問2:成長のステップ

ステップは5つです。

変数、ループ、条件文などの基礎を深める。

業務や個人プロジェクトで実際に使って、問題解決力を養う。

ユーザーフォーム、API、外部データベースとの連携といった応用技術を学ぶ。

デバッグ、エラーハンドリング、性能の最適化に進む。

SQLやPythonなど、関連スキルも身につける。

学習には、UdemyやCourseraなどのオンラインコース、書籍、Stack Overflowのようなコミュニティが有効で、小さなプロジェクトを作りながら、難易度を上げていくことも重要、とのことでした。


私の補足

ここまでの内容は、ほぼ正確です。

ただ、GPT-4でも不正確なところがあるので、補足を入れます。

まず、学習方法について。

VBAは、YouTubeやChatGPTを使っても学べます。

エラーが出たら、ChatGPTに聞いてみましょう(ネットで検索したほうが、答えが見つかることもあります)。

「プログラミング未経験でも始められる」と言われるVBAですが、それは本当です。

以前の職場の方から、「VBAは比較的簡単なのに、やる人が少ない穴場だよ」と聞きました。

ちなみに、AccessVBAまでできるようにスキルアップすると、月収50万円の案件を獲得できるそうです。

案件は首都圏に偏りがちですが、東京23区内でも、月20万円あれば無理なく暮らせます。

月収50万円なら、手取りは40万円くらいなので、10万円を自由に使っても、残り10万円は貯金できますね。

ちょっと夢のある話でした。


「基本のVBA」を深掘りしてもらう

答えは分かりやすいのですが、肝心の「最初に何をすべきか」が、大まかすぎます。

そこで、「基礎的なVBAの理解を深める」の部分を、もう少し具体的にしてもらいました。


次の項目を、さらに掘り下げて教えてください。

「VBAの基礎を固める:変数、ループ、条件文などをしっかり学んで理解する」。

VBAの基本用語を、箇条書きで分かりやすく。

基礎的なVBAのソースコードを、分類(変数・ループなど)ごとに表にまとめてください。


箇条書きと表で、次の5つにまとめてくれました。

  • 変数(Variables):データを一時的にしまっておく入れ物。Integer(整数)、String(文字列)、Boolean(真偽値)などの型がある
  • ループ(Loops):同じ処理を繰り返し実行する仕組み。代表例は For...Next や Do While...Loop
  • 条件文(Conditional Statements):条件に応じて処理を切り替える。代表例は If...Then...Else や Select Case
  • 関数(Functions):特定の処理をして値を返す、繰り返し使えるコードのまとまり。ユーザー定義関数も作れる
  • サブルーチン(Subroutines):ひとまとまりの処理を行うが、値は返さないコード。ボタンのクリックなどの操作に結びつけて使うことが多い

ただ、今度は、表の右側のソースコードが見づらいので、プロンプトを少し改良しました。

「ソースコードが見づらいです。VBAのソースコードの形でまとめてください。どの分類のコードか分かるよう、コメントも入れてください」

と頼むと、分類ごとにコメントつきのコードが出ました。

各コードをコピーして、VBAエディターで動かしてみて下さい。

エラーが出たらデバッグに挑戦することで、問題解決力も一緒に鍛えられます。

これで、やるべきことがはっきりしました。

現場で使われているVBAのツールは、かなりの分量がありますが、基本はこの5つの組み合わせです。

あとは、条件に合わせて組み立てていくだけです。

VBA初心者の方は、一歩ずつ身につけていきましょう。