人手が足りないとき、スタッフを雇うかどうか悩んだことはありませんか?
私は、AIを「社員」として使う発想に切り替えてから、コストの見え方が変わりました。
この回では、人を雇う費用とClaude Codeの料金を比べます。
小さな事業を営む方も、会社で働く方も、ぜひ読んで下さい!
社員を一人雇うことの重さ
AIで社員を減らせるという話は、耳にしたことがあるでしょう。
ただ、Claude Codeを社員として雇うつもりで使っている人は、まだ少ないと思います。
社員を一人雇うには、求人広告を出し、面接をして、採用したら研修をして、保険の手続きをします。
その後も毎月、給与と社会保険料の支払いが続きます。
Claude Codeなら、こうした手続きが要らず、契約したその日から働いてくれます。
最低賃金のパートと金額で比べる
2026年現在のClaude Codeは、プロプランが22ドル(約4,000円)、マックスプランが110〜220ドル(約2万〜4万円)です。
消費税がかかるようになり、以前より少し割高になりました。
一方、原稿を書いた2026年4月に最も安い地域の最低賃金は、時給1,023円でした。
2026年9月に公表された令和8年度の改定では、最も低い額が1,085円となり、10月から12月初めにかけて順次適用されます。
以下は1,023円で計算します。
週20時間のパートは、月に約80時間の勤務です。
1,023円で80時間なら月に約8万2千円、1年で約100万円です。
ここに、求人広告費、面接の手間、社会保険料の会社負担分、雇用保険料が加わり、合計すると年間150万円前後です。
マックスプランが月4万円なら、年間約48万円です。
同じ費用で、Claude Codeを約3年分使えます。
年間48万円は、最低賃金で週10時間ほどのアルバイトを雇うのと同じくらいで、アルバイト以下の金額で動かせる計算です。
10秒だけ考えてみて下さい。
あなたの職場では、パソコンで行う仕事を何人で担当していますか?
そのうちどれくらいを、AIに任せられるでしょうか。
すべてでなくても、一部を任せられれば、大きな節約になります。
社会保険料も残業代もかからない
給与以外にもコストはかかります。
会社は従業員の社会保険料の半分を負担し、正社員なら給与の約15〜20%が会社負担分です。
月給25万円の正社員なら、社会保険や福利厚生費などで月約3〜4万円、年間36〜48万円の追加になります。
これはマックスプランを1年間使い続ける金額とほぼ同じです。
給与以外の費用だけで、AIをもう一人「雇える」ことになります。
深夜や土日祝に頼んでも、追加料金はかかりません。
人なら、深夜の割増賃金や休日出勤の手当が必要です。
教育コストも体調不良もない
新入社員には研修期間があり、その間も給与が発生します。
Claude Codeは、指示を設定しておけば、すぐに仕事を始めてくれます。
指示の精度を上げる調整は必要ですが、数時間から数日の話で、数か月かけて育てる費用とは比べものになりません。
体調不良で休むことも、突然辞めることも、やる気が落ちることもありません。
指示を出せば、毎回同じ品質で取り組んでくれます。
人間関係のトラブルやメンタルケア、チームの調整といった管理の手間も不要です。
日本の雇用は半強制のサブスク
「正社員でなくても、アルバイトや派遣でいいのでは」と思うかもしれません。
雇用コストだけなら一つの選択肢です。
ただ、一度雇用関係が始まると、日本の法律では簡単に解雇できません。
成績が低くても、問題行動があっても、適切な手続きなしに解雇すれば、不当解雇として訴えられる可能性があります。
簡単に解約できないサブスクのようなものです。
毎月数十万円の固定費が確実に出ていくのは、特に小さな事業者には大きな負担です。
業績が悪化しても、雇っている限り給与を払い続けます。
最悪の場合、経営が傾きます。
Claude Codeなら、業績が落ちたらプランを見直すか、解約すれば済みます。
もちろん、正社員を守り続けている経営者の方には、頭が下がる思いです。
会社員の方にも、その努力と責任の重さを理解してほしいと思います。
不要になれば、すぐキャンセルできます。
別のAIのほうが合うなら乗り換えられますし、複数のAIを使い分けることもできます。