「Claude Codeは事務仕事の話で、自分には関係ない」と感じていませんか?
現場で働く方には、そう思う方もいるかもしれません。
ですが、どんな仕事にも事務作業はあります。
この回では、現場の方と会社員の方に分けて、AIとの付き合い方を考えます。
AIに仕事を奪われないか不安な方は、ぜひ読んで下さい!
現場の仕事はすぐには奪われない
介護や医療、建設、飲食のように、人が現場に立つ仕事は数多くあります。
専門の技術や対面での対応が要る業務は、AIには務まりません。
すぐに仕事がなくなると、心配しすぎなくて大丈夫です。
ただし、どの業種にも事務作業はついてまわります。
介護の記録と建設の収支計算
介護の現場では、日々の記録や報告書づくりが重い負担だと聞きます。
役所に出す書類は型が決まっているものが多く、AIの得意分野です。
下書きをAIに任せて、人は確認して出すだけにすれば、かなり時間が浮きます。
浮いた時間は、利用者さんと向き合うために使えます。
建設業なら、材料の発注管理、工程の調整、案件ごとの収支計算に使えます。
「この材料の入荷が遅れたら、どの工程に影響が出るか」といった複雑な調整も、必要な情報を入れれば対応できます。
赤字になりやすい案件も、情報を揃えれば、見通しをすぐ出してもらえます。
電卓を叩くより、精度も速度も上がることが多いです。
事務処理をAIに任せれば、サービス残業も減らせます。
現場仕事のあとに事務作業が待っている方は多いはずです。
その時間が短くなれば、スタッフの生活の質も上がります。
まずは、いちばん時間がかかっている事務作業を一つ選んで、AIに任せてみて下さい。
繰り返しはAI、判断と対応は人
仕事を奪われるのではという不安は、分かります。
ただ、AIが得意な反復・定型・大量処理と、人が得意な判断や対話、臨機応変な対応は、まったく別の領域です。
単純作業から解放されれば、本当に力を発揮すべき仕事に集中できます。
これが、AIと人の理想的な分業だと思います。
会社員の新しい立ち位置「AI管理者」
「起業もフリーランスもせず、ずっと会社員でいたい」という方に向けたポジションが、AI管理者です。
複数のAIをまとめるリーダー役です。
アルバイトを束ねる係長や課長を想像すると近いです。
やることは、AIの役割と作業の流れを決め、ルールブック(CLAUDE.md)を整え、出てきた成果物の質と費用を見ることです。
どれも、IT専門家でなくてもできることばかりです。
本業の理解が条件
AI管理者(複数のAIをまとめる役)の条件は、本業を深く理解していることです。
その仕事がなぜ必要で、最終的に何を目指すのかが分からなければ、AIへの指示は設計できません。
たとえば、毎日コピー取りをしているとします。
そのコピーが、会議用の資料なのか、顧客に渡す書類なのかで、枚数も形式も変わります。
理由が分かっている人だけが、AIに的確な指示を出せます。
つまり、本業を理解して堅実にこなしている人が、AI時代にはいちばん頼りにされます。
AIがあれば自分は不要、というのは誤解です。
AIを正しく動かすには、業務を深く理解した人のディレクションが欠かせません。
ChatGPTが使えるだけでは差がつかない
ChatGPTを使えるだけでは、もう強みにはなりません。
Google検索ができるのと同じくらい、当たり前のスキルに近づいています。
これからの差は、Claude Codeのようなエージェント型AIを使いこなして、自分で指示を出し、業務を回せるかどうかです。
まずは月4,000円ほどのプロプランから、実際の業務で使ってみて下さい。
ほかにも、OpenAIのCodexやGoogleのGemini CLIなど、エージェント型のツールが続々と出ています。
どれか一つを使いこなせれば、ほかにも応用が効きます。
AI管理者としての力は、使い続けることでしか身につきません。