文字起こし、要約、構成づくり、資料づくりと、ツールを何度も渡り歩いて疲れていませんか?

私もそうでした。

この回では、Claude Codeで作業をまとめて任せる考え方と、複数の作業を同時に進めるサブエージェントを紹介します。

作業の手間を減らしたい方は、ぜひ読んで下さい!


ツールを渡り歩く時代の終わり

これまでのAI活用では、作業ごとにツールを切り替えるのが普通でした。

営業レポートなら、次のような流れです。

  • 商談メモを文字起こしするツールを使う
  • 文字起こしを要約するAIに貼り付ける
  • 要約をもとに文章を構成する
  • 最後にPowerPointへまとめる

Claude Codeなら、これを一度に任せられます。

ツール間を行き来する手間が消えるだけで、かなり楽になります。

キーワードは「一気通貫」です。

商談メモから提案書を作るなら、メモに加えて、取引先の会社情報、取引履歴、自社のサービス仕様書もまとめて読み込ませます。

MCPを使えば外部ツールとのAPI連携もでき、さらに幅広いことができます。


Kindle本づくりに当てはめる

Kindle本を書く場合の流れは、次のとおりです。

  • テーマのリサーチ内容をまとめる
  • 自分が伝えたいことも一緒に入力する
  • 目次の構成案を出してもらう
  • 各章・各節の本文を書いてもらう

構成から本文まで、かなりの部分を任せられます。

ただし、画像の生成はできないので、画像は別のツールで先に作っておき、読み込ませます。

この活用法は、まだ検証中の部分もあるので、随時アップデートしていきます。


正直に言うと、私はこのツールをまだ使いこなせていません。

「超初心者」といっても過言ではないです。

それでも実際にできたことはたくさんあるので、この本では、私が実際にやったことをそのままお伝えしています。


サブエージェントは同時進行の仕組み

サブエージェント(作業を分担する小さなAI)は、1回の指示で複数の作業を並行して進める仕組みです。

私は、音声入力でKindle原稿を作るとき、次の3つを同時に動かしています。

  • 音声テキストをもとに本文を作る
  • できた本文の誤字脱字をチェックして直す
  • 本文をもとに、Xの投稿文や要約を作る

以前は、プロンプトを1つずつ入れて処理していました。

今は、CLAUDE.mdに設定しておけば、音声テキストを貼るだけでまとめて完成します。


順番に進める作業と同時に進める作業

すべてを同時にできるわけではありません。

順次処理は、本文を書いてから誤字脱字をチェックするように、前の作業が終わらないと次に進めないものです。

並列処理は、同じ素材から「ブログ記事」「X投稿」「YouTube台本」を別々に作るように、起点が同じなら同時にできるものです。


実際の運用では、この2つを組み合わせます。

「まず本文を書き、完成したら複数のフォーマットに一気に変換する」という流れが典型です。

設定はCLAUDE.mdに書いておき、各フォーマットにルールを決めておけば、「バズった投稿のトーンで書く」といった指示も自動で反映されます。

毎回出る許可ボタンが手間なら、許可をバイパスする自動モードもあります。

使う場合は、リスクを確認してからにして下さい。


仕事への応用と、これから

個人のコンテンツ制作だけでなく、仕事でも使えます。

  • 会議の議事録から、PowerPoint資料とSlack投稿を同時に作る
  • PDFの内容をExcelに整理する
  • 一つの原稿を、複数のSNS向けに変換する

Googleスプレッドシートとの連携もGASで可能ですが、少し難しいので、AIに相談しながら試すのがいいでしょう。


PDFをExcelに入力する、複数のフォーマットへ転記するといった定型作業は、AIで十分に代わりが務まると感じます。

将来は、最後の確認役だけが人という職場も出てくるかもしれません。

だから今のうちに、AIを使いこなせる側に回っておくのがおすすめです。