Claude Codeの使用量が、気づいたら一気に減っていた経験はありませんか?
私は、止めようとしても止まらないという、なかなかひどい失敗をしました。
この回では、その経緯と原因、同じ失敗を防ぐ方法を紹介します。
使用量を節約したい方は、ぜひ読んで下さい!
きっかけはアナリティクスの分析
自分のチャンネルのデータを渡して、HTMLのサイトにまとめてもらいました。
ここまでは順調です。
問題は、そのHTMLを読ませて「スキルを作ってください」と頼んだ直後に起きました。
いきなり、とても重い処理が走り出したのです。
頼んでいないサンプルサイトを、勝手に3つも作り始めたのです。
途中で気づいて止めるよう伝えましたが、聞かずに続けました。
その結果、5時間の上限に達してしまい、使用量がごっそり減りました。
使用量は毎週日曜の22時にリセットされる仕組みですが、週間の約15%を使い切りました。
プロプランで、1日分以上が溶けた計算です。
帰省先でスマホの通信量を使いすぎたときのような焦りでした。
失敗の原因は2つ
1つ目は、指示の曖昧さです。
「スキルを作って」だけでは、受け取り方がいくらでも広がります。
範囲も形式も伝えなかったので、想定外の大がかりな処理になりました。
2つ目は、渡したファイルが重すぎたことです。
使ったHTMLは約70KBありました。
普通の文章ならほとんど増えませんが、HTMLのようなタグだらけのデータをそのまま渡すと、トークンを一気に使います。
事前にテキストへ変換するか、分割して渡すべきでした。
教訓は次の3つです。
- 重い処理を頼むときは、範囲と形式まで具体的に書く
- データは、先に文章の形へ直してから渡す
- ファイルが大きければ、小分けにして順番に処理してもらう
許可ボタンを押しすぎていないか
最近話題の、セキュリティの注意点にも触れておきます。
Claude Codeでは、「許可しますか?」
という確認が何度も表示されます。
意図しない処理を防ぐ仕組みです。
とはいえ、中身を見ずにOKを押し続ければ、自動で全部許可しているのと同じです。
悪意のある操作が混じっても、気づけません。
特に注意したいのが、GitHubです。
悪意のある人が作ったリポジトリ(プロジェクトの保管場所)を取り込んで使うと、本来の確認をすり抜けて、危険なコードが動くおそれがあります。
ただ、問題になるのは、他人が作ったリポジトリを使う場合です。
自分のパソコンの中だけで作業しているなら、リスクは基本的に低いです。
GitとGitHubの違い
混同しやすいのですが、GitとGitHubは別物です。
Gitは自分のパソコンの中で変更履歴を管理する道具、GitHubはその履歴をネット上で共有する場所です。
公開範囲は、公開・非公開・限定公開から選べます。
個人で使うなら非公開にして、見せたい相手だけ自分で招待するのが、いちばん安全です。
実際に、ある家計簿アプリで、置いてはいけない個人情報がリポジトリに入っており、カード番号の一部や名前が流出した例があります。
ソースコードの保管場所に個人情報を置いたのが原因でした。
初心者は特に、便利そうだからというだけで他人のリポジトリを使ったり、機密情報を置いたりしないで下さい。
カードの不正利用や証券口座への不正ログインなど、深刻な被害になりかねません。
使う前に調べ、せめてAIのWeb検索で確かめる習慣をつけると、危険はかなり減ります。
Claude Code以外も視野に入れる
最後は、ツール選びの話です。
ここまでClaude Codeを中心に話してきましたが、選べるツールはほかにもあります。
コーディング特化のAIエディタのCursor、UI生成ツールのv0、OpenAIの開発向けAIのCodexなどです。
用途によっては、こうしたツールのほうが向く場面もあります。
全部をClaude Codeでやろうとする考え方は、そろそろ見直したほうがいいかもしれません。
また、使い始めた頃に比べて、指示に対するミスや意図しない処理が増えている印象もあるので、注意して下さい。
今回の失敗は痛手でしたが、指示の出し方と渡すデータを見直す良い機会になりました。