住宅ローンを、なんとなく組もうとしていませんか? 

私は、10年来の友人が4,000万円超のローンを軽く組んだと聞いて、思わず「待った」をかけたくなりました。

この回では、その理由と、35年ローンを7年で完済したAさんの事例を紹介します。家の購入を考えている方は、ぜひ読んで下さい。


友人の知らせに、驚いた理由

こんにちは、かみうちです。先日、付き合いが10年以上になる友人が、4,000万円を超える住宅ローンを組んだと知りました。正直、驚きました。

「そんなに気軽に決めて、大丈夫?」と、口から出そうになったほどです。

というのも、私は、50万円以上のリボ払いを、10年以上抱えていたからです。

借金の怖さと、しんどさは、身にしみて知っています。


毎日見ている、不動産会社のYouTube

私は、いずれ中古の家を買いたいと考えています。

その情報収集のために、不動産系のYouTubeを、ほぼ毎日見ています。

いちばん気に入っているのは、関東の政令指定都市を拠点にした、不動産会社のチャンネルです。

不動産会社に都合の悪い話でも、堂々と動画で語ってくれる、誠実な方なんです。

そのエリアで家を買うなら、こういう会社に相談したいと思っています。


失敗例から出した結論:知識がないなら、組むな

毎日見ていると、さまざまな失敗例が目に入ります。そこから、1つの結論にたどり着きました。

お金の知識がない人は、絶対に住宅ローンを組んではいけない。

最近は、ペアローンで買って、返済に苦しむ方が増えています。

収入がいくらあっても、お金の知識がなければ、返済は重い荷物になります。

最悪の場合、家族を巻き込んで、暮らしが崩れてしまいます。

だから、声を大にして言いたいのです。「ローンを組む前に、必ずお金の勉強をして下さい」と。

いまは、YouTubeやSNSで、お金の話を分かりやすく学べます。

まずは、そこからで十分です。最低限の知識もなく組んだローンは、家族を苦しめる負債になりかねません。


味方は金融機関とハウスメーカー。ローンは敵

家を買うとき、味方になってくれる存在がいます。

お金を貸してくれる金融機関と、家を建ててくれるハウスメーカー(一戸建て)や、マンションデベロッパー(マンション)です。ただ、ここを取り違えないで下さい。

住宅ローンそのものは、あなたの敵です。

ローンが敵である理由

理由は、シンプルです。

  • 収入や支出がどうなっても、毎月必ず返さなければならない
  • 病気になっても、失業しても、収入が減っても、返さなければならない
  • 定年を迎えて、年金暮らしになっても、返さなければならない

こちらの事情には、おかまいなしなんですよね。これを、忘れないでほしいのです。


ローンは、悪者ではない

誤解のないように言うと、ローンが常に悪だとは思っていません。友人は、お子さんが生まれて、首都圏の資産価値のあるマンションを買いました。家族を守る選択として、その気持ちは理解しています。35年ローンを、きちんと完済した人もいます。賢く使えば、資産づくりを助ける武器にもなります。

ちなみに、私は、ファイナンシャルプランナーでも銀行員でもなく、金融系の資格もありません。

30代でリボ払い50万円を完済し、そこからコツコツ投資を続けて、30代で資産が7桁になりました。特別な才能や高い収入がなくても、正しい方法を知れば、借金を返しながら資産を築くことは、誰にでもできます。

7年で完済した、Aさんの事例

「でも、ローンを早く終わらせるなんて、現実には無理でしょ」と思いますよね。そこで、私が知っている成功例を、1つ紹介します。

Aさんは、自営業で、店舗を経営していました。店舗兼住宅を建て、35年ローンを組みました。

ところが、それをなんと7年で完済したんです。

やったことは、とてもシンプルでした。毎月の返済額と同じ金額を、さらに貯金して繰り上げ返済したのです。

返済が10万円なら、貯金にもう10万円。自分に、もう1本ローンを課したようなものですよね。

もちろん、誰にでも真似できるわけではありません。

当時は仕事が多く、収益性も高い、自分の頑張りで収入を増やせる自営業だったから、できた面があります。首都圏の高額な物件では、現実的でないケースもあるでしょう。


Aさんから学べること

それでも、学べる点はあります。返済しても、毎月きちんと黒字が残る状態を保つことです。

1万円でも2万円でも構いません。残ったお金を、貯蓄や繰り上げ返済に回します。この積み重ねが、完済までの道のりを、大きく変えます。

しかもAさんは、贅沢をしたわけでも、我慢だらけの暮らしをしたわけでもありません。

旅行や外食は減らしても、図書館へ行ったり、自然の中で過ごしたり、趣味を楽しんだりして、身の丈に合った暮らしを送っていました。

少額でいいので、まず黒字を意識して、積み立ててみて下さい。

35年のローンが、いつか7年に変わるかもしれません。