リボを完済したあと、お金をどう育てればいいか迷っていませんか?

私も、完済後の置き場所に悩みました。

この回では、資産の考え方と、定番の投資2つ、現金の持ち方を紹介します。

完済が見えてきた方は、ぜひ読んで下さい!


資産とは、貯金から借金を引いたもの

本書での資産は、「貯金−借金」です。

会計では純資産と呼ばれるものですが、分かりやすく資産と書いています。

貯金には、銀行預金、貯金箱のお金、現物の株式などがあります。

借金には、リボの元金、奨学金、住宅ローン、車のローンなどがあります。

あなたの資産は、プラスでしょうか、マイナスでしょうか。

即答できないなら、かなり危険です。

今は物価高で生活コストが上がり、税金や社会保険料も上がる傾向です。

今のうちに、資産をプラスにする計画を立てておきましょう。


完済後は定番の資産運用

銀行預金では、資産はほぼ増えません。

ただし、預金金利は2026年に入って上がり、2026年10月時点で、メガバンクの普通預金は0.4%です。

35年前の1991年ごろは、定期預金の利息が6%前後の時代もありました。

本音を言えば、銀行の利息が2〜3%あるなら、株式はやっていません。

だから、完済後は定番の資産運用をおすすめします。

あえて「定番」と呼ぶのは、怪しい投資に近づいてほしくないからです。

高配当株投資(利回り3%以上の株式に投資)と、インデックス投資の2つだけです。

FXやソーシャルレンディングなどはおすすめしません。

苦手意識があるなら、インデックス投資がいいと思います。


私の投資の記録

私が最初にやったのは、インデックス投資でした。

複数の銘柄に広く投資する方法で、100円から積み立てられます。

引っ越し費用がほしくて、約1万円のプラスで解約したことがあります。

そのあとコロナで大きく暴落しましたが、その前に売れたので、利益を出せました。

引っ越しが落ち着いてから、また始めました。

これまでの利益は、インデックス投資が約3万円(20万円を2〜3年運用して売却、含み益が大きいときに2回売却)、高配当株投資が約3万円(現在は40万円弱を運用中)です。


高配当株は、一度買ったら基本的に持ち続けるので、配当金がメインの収入です。

銘柄は、金融・メーカー・不動産などで、現状は8%くらいの含み益です。

不況で暴落する場面もあり、確実に稼げるわけではありません。

1株単位で買えるので、貯金の感覚でコツコツ買い増してきました。

年1〜2回の配当が目的なので、株価が下がっても気にせず、むしろチャンスだと思って買い増すくらいです。


高配当株とガチャ課金は正反対

考えてみると、高配当株と、リボでのガチャ課金は、まったく逆の行動です。

高配当株は、将来の配当を得るためにお金を使います。

暴落しても、上場廃止にならない限り、価値が0円になることはそうそうありません。

いつでも売れます。

ガチャ課金は、使えば使うほど資産がマイナスになります。

課金したデータは売れず、サービス終了で無になるリスクもあります。

私は、ソシャゲの課金に使っていたお金を、全部高配当株に回しました。

毎月2〜3万円で、日本の高配当株を買っています。

年間100万円課金していた方が、配当利回り3%で同じ金額の株を買えば、持っているだけで年に約3万円の配当がもらえます。


現金と投資のバランス

投資で資産を増やせるからといって、現金をすべて投資に回してはいけません。

株価は変動するので、生活防衛資金として、多くても300万円ほどの現金は用意しておきましょう。

マイホームの購入、相続、進学、車の購入、出産など、近いうちに大きなイベントがあるなら、そのお金も現金で持っておきます。


どうしても投資をしたくないなら、銀行預金でも問題ありません。

ただし、ペイオフには備えて下さい。

銀行が破綻すると、預金のうち1,000万円を超える部分は保護されません。

対策は2つです。

合併しそうにない複数の銀行(都市銀行と信用金庫など)に分けて預けること。

そして、決済用預金(利息がつかない)に変えることです。

銀行が合併すると、保護は元本1,000万円までに戻ってしまいます。

決済用預金は、破綻しても全額保護されますが、利息がつきません。

原稿の執筆時(2023年10月ごろ)は、1,000万円を預けても、通常の預金なら年100円くらいの利息でした。

2026年10月時点では、メガバンクの普通預金(0.4%)で、年4万円ほど(税引前)です。


貯蓄用の口座は、入金手数料がかからないところにして下さい。

最近は口座開設が厳しくなっていて、私も法人設立の資金用に作ろうとしたら、いろいろ聞かれて1時間かかりました。


返済が先、そしてリボウンドを防ぐ

リボ返済と資産運用は、どちらが先でしょうか。

間違いなく、リボ返済です。

リボの利息のほうが、運用の利回りより高いからです。

完済しても、気をつけたいのが「リボウンド」です。

リボを完済したのに、またリボに戻ってしまう現象を指す、私の造語です(リボ+リバウンド)。

資産がプラスの方向に行くほど、避けられる可能性が高くなります。

預金だけでは、資産はほとんど増えません。

だから、定番の運用が欠かせないのです。