子どもの習い事の月謝が、家計にずっしり響いていませんか?

「みんなやっているから」で続けていないでしょうか。

私は、惰性の習い事は、今すぐ見直すべきだと思います。

この回では、続けてよい条件と、家庭教師や専門学校が要らない理由を紹介します。

ローンがある方は、ぜひ読んで下さい。


続けていい習い事の、2つの条件

物価高のなか、習い事を減らす家庭が増えている、と報じられています。

私は、習い事そのものを否定していません。

ただ、親の見栄や、周りに合わせるだけの理由で、月謝を払い続けるのは、もったいないと考えます。

続ける価値があるのは、次の2つを満たすものだけです。

  • 子ども自身が、心から続けたいと思っている
  • 実際の生活で役立つ力が、身につく


条件1:子どもの熱量があるか

お子さんは、熱が出ても行きたがりますか?

休みになると本気で残念がりますか?

試合に負けて、悔し泣きしますか?

そこまでの熱があるなら、親のランチ代やビール代を削ってでも、続けさせてあげて下さい。


逆に、毎回行きたくないとごねる、親に言われて渋々通っている、という状態なら、きっぱりやめましょう。


条件2:実用的なスキルが身につくか

生活に役立つ力が付く習い事は、投資として価値があります。

  • 水泳:泳げる力は、水の事故から身を守る基本で、一生使える
  • 柔道や合気道:体力がつき、護身術も学べる
  • そろばん:計算力と集中力が育ち、いまでも十分に意味がある


見栄で始めた月謝は、お金を捨てるのと同じ

習い事を始める前に、「なぜ、させるのか」を、はっきりさせて下さい。

いちばんいけないのは、「近所の子がやっている」「流行っている」という理由で入れることです。


子ども自身が、「あの子が楽しそうだから、やってみたい」と言うなら、まだ分かります。

けれど、知人に自慢したい、世間体を保ちたいといった親の都合で通わせるのは、子どもに酷です。

嫌がる子の月謝は、正直に言って、ドブに捨てているのと同じです。

その分は、ローンの返済か、将来の貯金に回したほうが、ずっと意味があります。


判断は、シンプルです。

子どものためになるか。

子どもが、やりたがっているか。

この2つだけで決めて構いません。

サボり始めた、急に休みたがる、といった様子が出たら、辞め時のサインです。

思い切って、やめさせましょう。

嫌々続けても、成果は伸びません。


家庭教師も、たいていは要らない

勉強も、同じ考え方です。

いまのYouTubeには、学校の授業より分かりやすい解説動画が、数えきれないほどあります。

「動画で勉強なんて」と思うかもしれませんが、質は、学校に引けを取りません。


分からない所は、AIに聞けば解決します。

Geminiの「ガイド付き学習」は、答えを教えるのではなく、正解にたどり着く道筋を手伝ってくれる機能です。

24時間いつでも、AIが先生になるので、家庭教師は、基本的に必要ありません。


子どもが嫌がるのに家庭教師を付けるのは、お金の無駄の典型例です。

楽しく通えて、成果も出ているなら、問題ありません。

そうでなければ、すぐに契約を見直しましょう。

誰かに頼りたいなら、通信講座のほうが、まだ現実的です。

続けやすい工夫が、よく考えられています。


友達に教わるという近道

習いたいことを、友達に教えてもらう方法もあります。

子どもにとって、プロは遠い存在です。

でも友達なら、「あの子にできるなら、自分もできる」と思えます。

身近な得意な子に教わる、お互いに教え合う。

そんな関係は、高い月謝より、大きな効果を生むことがあります。


イラストは、ライブ配信で上達する

子どもが、「イラストが上手くなりたい」と言い出したら、どうしますか?

本気だとしても、いきなり専門学校に通わせる必要はありません。

通わないほうが、早く上達する場合もあります。


私もイラストを描きますが、上達の決め手は、作品を出すことと、感想をもらうことでした。

いちばんのおすすめは、YouTubeで描く様子を配信することです。

顔も声も出さずに、作業画面を流すだけで構いません。

続けるうち、視聴者から、「ここは、こう描くといいですよ」とコメントが届きます。

参考になる助言も多く、その場で納得して直す。

この繰り返しで、腕が磨かれます。


道具は、最初から高価な液晶タブレットでなく、1万円ほどの板タブで十分です。

あとは、毎日の配信を続けるだけ。

ときどき、心ない書き込みが来ます。

そこは、親の出番です。

前向きなコメントだけを拾い、不要なものはブロックして、安心できる環境を整えてあげて下さい。


高額講座は、少食の人が行く高級バイキング

いまは、無料の動画だけで、十分に学べます。

「どうしても、この先生に習いたい」という場合は、別です。


初心者が、高額な講座や専門学校に入るのは、少食の人が、超高級ホテルのバイキングに行くようなものです。

目の前に、素晴らしい料理、つまり知識が並んでいても、食べきれずに終わります。

これが、お金をかけても上達しない、いちばんの理由です。

まずは、無料の教材を使い倒すところから始めましょう。