手元の絵や写真を、別のタッチに変えてくれるアプリがあります。

落書きがリアルな絵に化けたり、写真が絵画のようになったり、塗り絵やステッカーが作れたり。

試していて、とても楽しいです。

この回では、8つのアプリの実力と制限を、試した結果とあわせて紹介します。


Sketch To Life:線画をリアルな画像に

「あなたの絵に命を吹き込みます。どんな落書きも、リアルな画像に変えます」

という説明の、夢のようなアプリです。

利用制限はありません(利用状況によっては制限される場合があります)。


私は液晶タブレット(液タブ)を持っているので、マウスと液タブの2通りで描いて試しました。


最初は、川にある岩の線画を、マウスで描きました。

プロンプトは「川の中にある大きな岩」(Big rock in the river)です。

イメージとは違いましたが、一応、川に大きな岩はありました。


次に、液タブで描いた落書きを入れると、少し変な感じになりました。

もう少しシンプルな落書きに描き直し、同じプロンプトで試すと、さっきよりリアルに近い画像になりました。


うちのマスコットキャラ、あかりちゃんでも試してみました。

女の子の落書きに、制服のブレザーを着た女子高生という説明を添えます。

髪はピンク、ブレザーは薄いピンクで、アニメ風に、という指定です。

「アニメ風のイラスト」というプロンプトも添えます。

元のイラストとはタッチが違ってしまいましたが、落書きからこれだけの絵を作ってくれるのは素晴らしいです。


Sketchify:写真をスケッチ風に

イラストや画像をアップロードすると、鉛筆のスケッチ風のイラストにしてくれるアプリです。

1日4回までという制限があります。


スケッチ風なので、画質はそこまで高くありません。

イラストでも作れますが、写真のほうがスケッチの精度が高くなる印象でした。

モノクロの絵がほしいときに便利です。


気をつけたいのは、途中で止めてもクレジットが減ることです。


Paintify:芸術作品に再生成

写真やイラストをアップロードすると、絵画のような作品に作り替えてくれる、使い放題のアプリです。


私が撮った写真は、もとの画像を土台にした作品になりました。

ただ、昭和っぽい雰囲気になったので、もう少し今の時代を反映してほしかったです。


私が描いたイラストを入れると、少し私服っぽくなりましたが、ポーズや特徴はしっかり捉えられていました。

写真よりも、イラストやアート作品のほうが、精度は高いかもしれません。

イラスト制作の資料にぴったりです。


Origamify:折り紙風のペーパークラフト

写真を、折り紙のようなペーパークラフト風のアートに変えてくれる、使い放題のアプリです。

単純な幾何学的形状から、精巧な模様まで、画像が折りたたまれた紙のデザインとして再構成されます。


背景画像だけでなく、イラストにも使えます。

あかりちゃんのイラストに背景リムーバをかけると、また違った可愛らしさになりました。

クリスマスカードにぴったりです。

人物写真にも使えますが、仕上がりがいまひとつなので省きました。


通信状況によってはエラーになることがありますが、2〜3回やり直すと成功する場合があります。


Flower Artist と Coloring Book:花と塗り絵

Flower Artistは、テキストから花のアート画像を作るアプリです。

1日6回まで使えて、毎日クレジットが復活します。

「都会のビル群の中にあるオアシス」と「海辺にある家の庭に咲いている花」を、英語で入れて試しました。


Coloring Bookは、プロンプトから塗り絵用の線画を作るアプリで、1日5回までです。

海辺で遊ぶ若者や、高齢の方でも塗りやすいシンプルなコスモスを頼むと、きれいな塗り絵が出ました。

ただ、塗り絵の細かさは指定できないので、お年寄りや小さなお子さん向けの簡単な塗り絵を作るのは難しいです。


Sticker Gen と Emoji Artist:ステッカーと絵文字

Sticker Genは、ステッカー用の画像を作るアプリで、1日4回までです。

サンプルの「かわいいチワワ」と、私が考えた「おしゃれなワイングラス」で試しました。


Emoji Artistは、絵文字を作るアプリです。

人物やキャラクターの絵文字が専門で、実際には、アイコンに近い画像が出てきます。

プロンプトはChatGPTに考えてもらい、笑顔の猫、ピザを食べる人、宇宙服を着たシベリアンハスキーの3つを作りました。

絵文字というより、アイコン画像を作るアプリと言ったほうが正しいかもしれません。

海外風の絵柄が多いものの、ちょっとした画像がほしいときには使えます。


選ぶときの目安

そのまま作品にするというより、ブログや資料の挿絵の素材づくりに向いています。

回数制限のあるアプリは、先にChatGPTにプロンプトを考えてもらい、まとめて試すと無駄がありません。