商品写真を広告らしく見せたい、作品をグッズに載せたらどう見えるか確かめたい。

そんなとき、Canvaのアプリが役に立ちます。

この回では、見せ方を整える8つのアプリの使い方と、気をつけたい点をまとめました。


Product Studio:商品に背景を追加

自社商品の使用シーンをアピールするためのアプリです。

商品画像をアップロードして、背景のプロンプトを入れると、商品と背景を組み合わせた広告のような画像を作ってくれます。


カメラの写真に「camera on a wooden table」(木製のテーブルの上にあるカメラ)と入れて試しました。

少し不自然な気もしますが、アイデア出しなら十分に使えるレベルです。

広告を作っている方や、メルカリに出品する方におすすめです。

何回でも作れるので、気に入った画像ができるまで試せます。


Mockups:製品に印刷したイメージ

作ったイラストや撮影した写真を、製品に印刷したときの見え方を、簡単に確認できるツールで、利用制限はありません。

作りたいプロダクトを選び、「スマートフォン」などで絞り込んで、画像を入れます。


私は、あかりちゃんの画像をスマートフォンに入れてみました。

マグカップのような、平面ではないプロダクトにも画像を入れられます。

PhotoshopやIllustratorで作るより簡単です。


Easy Reflections:上下左右の反転

反転した画像を作りたいときに使えます。

人物のイラストを描く方におすすめです。

画像を選んで「Create Reflection」を押し、反転させる方向を選びます。


位置のずれ(Offset)と不透明度(Opacity)も調整できます。

不透明度は、「1」にすると何も見えなくなるので、最低でも「20」以上にして下さい。


Image Animate:写真に動きをつける

画像をアップロードして、アニメーションのパラメーターや秒数を決め、「Generate」を押すと、動画ができます。

利用制限はありません。

基本的には、写真のデータだけが使えます。

設定によっては、カメラの動きを細かく決められます。


人物や物体を動かすことはできませんが、撮影位置を少しずつ動かしたような動きなら作れます。

一番右にいる人の位置が少し変わる、といった程度のものでした。


Skew Image と Transform Image:画像を傾ける

Skew Imageは、画像を斜めにするアプリです。

水平方向と垂直方向、どちらも角度を指定できます。

モックアップなど、デザインのときに便利です。

Photoshopでもできますが、Canvaの中でできるほうが簡単です。

使い方は、画像を選んで角度を調節し、「Add to design」で追加するだけです。


Transform Imageは、画像の視点を調整するアプリです。

JPG、PNG、WEBPの画像をアップロードして、ドラッグで傾きを、Zoomで倍率を調整します。

「Reset perspective」で元に戻せます。

3Dのデザインをするときに使えます。


Pattern Maker と Tracer:パターンとSVG

Pattern Makerは、画像をパターンにするアプリです。

アップロードできるのは3MBまでです。

行と列の数(最大50)を決めて「Create Pattern」を押し、「Add to design」で追加します。


Tracerは、画像をSVGファイルに変換するアプリです。

しきい値(Threshold)は120くらいがおすすめです。

ロゴデザインなどに向いています。

デザインに追加しても自動ではアップロードに入らないので、注意して下さい。

イラストでは使いづらい面があるものの、写真やシンプルな画像なら使いどころがあります。

SVGをダウンロードするには、Canva Proの登録が必須です。


選び方のまとめ

広告や出品用の画像を整えたいなら、Product StudioとMockupsの組み合わせが手軽です。

Mockupsで見え方を確認してから、Product Studioで背景を付ける、という順番をおすすめします。


反転画像や傾きの調整は、Photoshopを起動しなくても、Canvaの中で完結します。

細かな調整にこだわらない場面では、時短になります。


どのアプリも、うまくいかないときは通信環境や画像の形式が原因のことが多いです。

エラーになったら、画像を変えて何度か試してみましょう。