タイトルやロゴの文字を、もっと目立たせたい。

そう思っても、デザインソフトを使いこなすのは大変ですよね。

Canvaのアプリには、文字をアートにしたり、形や色を変えたりするものが、たくさんあります。

ただ、日本語に対応しているものはほとんどありません。

この回では、9つのアプリの使い方と、気をつけたい点を紹介します。

文字のデザインに悩んでいる方は、ぜひ読んで下さい!


Secret Ink:画像に溶け込む文字

テキストとプロンプトを入れると、画像に溶け込むような文字アートを作るアプリです。

「ズームアウトすると魔法が見える」という紹介でした。

Canva Proでは利用制限がなく、電子書籍の表紙やWebサイトの挿絵にも使えます。


文字数制限は15文字ですが、できるだけ短くするのがおすすめです。

多すぎると目立ってしまうからです。

「Message」の欄に出したい文字を、「Background description」の欄に背景画像のプロンプトを入れます。


日本語、英語、記号の3パターンで試しました。

  • メッセージ「朝」、背景「海岸から見上げる日の出」
  • メッセージ「Morning」、背景は同じ
  • メッセージ「:(コロン)」、背景「チョコレートケーキのトッピング」(背景のプロンプトは英語)

無料で使えるのはありがたいのですが、生成される画像は、いまいちです。

本書に載せたもの以外にも、いろいろ試しましたが、クオリティの高い画像は出ませんでした。

今後に期待したいところです。


Sushi Letters と Kebab Letters:食べ物で作る文字

Sushi Lettersは、入力した文字を、寿司にインスパイアされたスタイルに変えます。

10文字まで入力でき、回数制限はありません。


「Salmon」と入れて試しました。

文字数によっては、画像が途中で切れることがよくあります。

10文字しか入れられないので、プロンプトでコントロールできず、前後の文字が切れてしまうのが残念です。


Kebab Lettersは、そのケバブ版です。

「Beef」(牛肉)と「Mutton」(羊肉)で試しました。

こちらもちょっとしたお遊びに使うレベルで十分だと思います。


Letter Art と ASCII Text:文字で描く文字

Letter Artは、文字を入力すると、レターアートを作るアプリです。

回数制限はありませんが、日本語には対応しておらず、アルファベットと数字だけです。

「ASCIIアートでテキストのスタイルを整え、技術者にアピールします」という紹介でした。


私の名前を英字で入れると、アスキーアートのような文字ができました。

問題なければ、「Add to design」で追加します。


ASCII Textも似たアプリで、こちらは、フォントスタイルとフォントサイズを選べます。

プレビュー画面を確認して、「Add to design」で追加します。

プレビューと、実際に追加された文字が、少し違う気もしました。

ちょっとした遊びに向いています。


Type Craft:文字の形を変える

入力した文字の形を、自由に変えられるアプリです。

フォントやスタイルも選べて、色も変えられます。

英語だけ入力でき、日本語を入れると文字化けします。

回数制限はありません。


使い方は、次のとおりです。

  • 「Text」に、形を変えたい文字を入力する
  • フォントを選ぶ
  • スタイル(None、Unfilled、Outline)を選ぶ。UnfilledとOutlineを選ぶと、枠線の幅と色を選べる
  • 「Add element to design」をクリックして、文字をデザインに入れる
  • 「Edit shape」の丸印をドラッグして、形を自由に変える
  • やり直したいときは「Reset Shape」で元の形に戻す

とても便利ですが、1つだけ気になるところがあります。

文字数が少ないと、横長になってしまうことです。

目安として、10文字以下だと横長になります。

縦に伸ばせないので、15文字くらいで作ってから、欲しい部分だけスクリーンショットを撮る方法で乗り切っています。


Type Extrude:かっこいい3Dテキスト

フォントとテキストを決めて、角度などを設定するだけで、インパクトのある3D風のテキストを作るアプリです。

英語のみ有効で、日本語は文字化けします。


流れは次のとおりです。

  • 「Main text」に文字を入力する
  • フォントを選ぶ
  • 文字の配置を決める
  • 行間を決める(2行以上のときだけ)。マイナスで狭く、プラスで広くなる
  • 文字枠の幅、影をつける角度、影の長さ、文字と影の色を指定する
  • 「Add to design」でデザインに追加する

ロゴデザインやグッズを作るときに便利です。


Type Gradient:文字にグラデーション

テキストを入れて、グラデーションを調節すると、グラデーションの入った文字を作るアプリです。

こちらも英語のみで、日本語は残念ながら対応していません。


フォントと行間を選び、グラデーションの色を決めます。

丸をクリックすると色を変えられ、丸がないところをクリックすると、グラデーションのポイントを増やせます。

「Preview」で位置を調整し、「Reset position」で元に戻せます。

「Add to design」で追加したあとに修正するときは、「Update element」を使います。


Font Frame:文字で画像を切り抜く

文字の背景を画像にするアプリです。

画像をアップロードするか、デザインから画像を選びます。

日本語も入力できますが、見た目がしっくりこないので、アルファベットか数字をおすすめします。


設定できる項目は、次のとおりです。

  • 文字の配置(左寄せ・中央・右寄せ)とフォント。英文フォントのみ
  • 外枠の厚み。0〜200で、0にすると外枠なし。私は外枠があったほうが、インパクトがあって読みやすいと考えています
  • 文字の間隔。-200〜800で、おすすめは50〜150
  • 行間。0.5〜1.5で、1行のときは調節できない。狭すぎても広すぎても違和感がある
  • 背景画像のスケール(拡大縮小)

「Text」に文字を入れ、「Add to design」を押すと追加されます。


英語だけに対応しているアプリでも、書き出したあとなら、日本語のデザインと組み合わせられます。

たとえば、タイトルの英字部分だけをこれらのアプリで作り、日本語の部分は通常のテキストで足す、という使い方です。

まずは短い単語で試して、仕上がりを確かめてから、本番のデザインに使いましょう。