Webページやチラシで、よく見かける波のデザインや、丸い塊の背景。

Illustratorで描こうとすると、意外と手間がかかります。

Canvaのアプリなら、ボタンを押すだけで、ランダムに作ってくれます。

この回では、波と塊、紙吹雪、フレームを作る6つのアプリを比較します。

デザインのあしらいを手軽に増やしたい方は、ぜひ読んで下さい!


WavesとWave Generator:階段・曲線・折れ線

ホームページやLPのデザインで見かけるウェーブを、簡単に作るアプリで、回数制限はありません。


使い方は、次のとおりです。

  • ウェーブの形(Steps:階段状、Curves:曲線、Peaks:折れ線)を選ぶ
  • アスペクト比を選ぶ
  • 複雑さを調節する。1〜10まで
  • 高さの範囲を選ぶ
  • 「Generate」でランダムに生成し、「Add to design」で追加する

色は、デザインに追加してから変更できます。


Wavesより細かい設定はできない代わりに、複雑な形の波を作れるアプリです。

回数制限はありません。


形は、曲線・折れ線・棒線から選びます。

複雑さを調整して、「Randomize」で形をランダムに作り、「Add wave to design」で追加します。

一番左にすると、ウェーブになりません。


CanWave:種類と数が豊富

いろいろなウェーブのパターンを作れるアプリです。

レイヤーの数や波の形も、自由に変えられます。

  • Wave type:Solid(塗りつぶし)、Gradient(グラデーション)、Line(線のみ)
  • 形:Curved(なめらか)、Pointy(折れ線)
  • レイヤー数:1〜5
  • カラーバリエーション:0〜0.2。0だとバリエーションなし
  • 複雑さ:1〜10
  • 高さのバリエーション:0〜1(0.1刻み)。大きいほど波が高くなる

注意点があります。

形状をアップロードして保存することはできず、レイヤー数、複雑さ、高さのバリエーションを変えると、形も変わります。

もとの形に戻せないので、気に入ったものができたら、すぐデザインに追加しておきましょう。

色は、追加したあとでも変えられます。


Blobs:ランダムな丸い塊

デザインや子どもの遊びに向いた、丸い塊を作るアプリで、回数制限はありません。

「Generate」を押すと形が変わり、「Add to design」でデザインに追加します。

追加したあとに、色とサイズを変えられます。


塊を複数重ねると、デザイン性の高い作品ができます。

ちょっと大変ですが、複数の塊を組み合わせて、動物や乗り物の形を作ることもできます。

ただ、塊に沿った枠線は付けられず、四角形の枠線になってしまいます。

塊の形を加工できたら最高なのですが。


CanBlob:枠線もグラデーションも

Blobsとは違って、最初から色を指定できる、塊のアプリです。

回転角度や、色のグラデーションも付けられます。

回数制限はありません。


BLOB Typeは、次の3つから選びます。

  • Solid:塗りつぶし。色を選び、複雑さを決める
  • Outline:枠線だけ。枠線の太さを設定する。数字が大きいほど太い
  • Gradient:グラデーション。2色を選び、角度を0〜360度で設定する。45度・90度・180度はワンタッチ

「Generate again」で形を作り直せます。

本体(Solid)の色はあとから変更できますが、枠線(Outline)の色は、生成後には変更できません。


Confetti:紙吹雪のデザイン

簡単な設定だけで、紙吹雪のデザインを作るアプリです。

背景画像や、ちょっとした挿絵におすすめです。

回数制限はありません。


使い方は、次のとおりです。

  • デザインに入れたい形(十字など)にチェックを入れる
  • Density(密度)を1〜10で設定する。4〜6あたりがちょうどよい
  • Size(サイズ)を1〜10で調節する
  • Size range(大きさの範囲)で、大きさのばらつきを決める
  • Position range(位置の範囲)で、散らばり具合を調整する

「Generate again」でランダムに配置し直し、「Add to design」でキャンバスに追加します。

色は、追加したあとに変えられます。

本の装丁やチラシにも使えます。

残念ながら、デザインとしてアップロードすることはできません。


Frame Maker:フレームの形を自由に

写真や画像を埋め込むためのフレームの形を、自由に作れる超便利なアプリです。

Canvaには最初からフレームがありますが、これを使うと、さらにバリエーションに富んだ形を作れます。

回数制限はありません。


使い方は、次のとおりです。

  • Grid snapping(グリッドスナップ)をオンにすると、グリッドの点に近づけたとき、自動でグリッド線に合わせてくれる。不規則な形にしたい場合は、逆にオフにする
  • Grid columns(グリッド数)を5〜20で調節する。数を大きくするほど、複雑な形が作れる
  • デフォルトの形を選ぶ。最初は6種類だが、右上の「See all」ですべて出る
  • プレビュー上でダブルクリックして、点を足す。「Remove a point」で頂点を削除できる

星型で試して、一番上の点を2ポイント下にずらしてみました。

画面を移動すると、途中まで作っていた図形が消えてしまうことがあるので、気になる形ができたら、すぐデザインに追加して下さい。

「Add to design」で追加できます。


生成系アプリの使い分け

ざっくり作るなら、WavesとBlobsです。

細かく調整したい場合は、CanWaveとCanBlobが向いています。


どれも、気に入った形はすぐにデザインに追加するのがコツです。

ランダム生成の形は、二度と同じものが出ないからです。