お店のメニューがネットで見つからず、困った経験はありませんか?
私は客として、何度もありました。
Canvaのコード生成なら、メニューサイトを無料で作って公開できます。
この回では、その手順と、会議や投稿に使えるグラレコの作り方まで紹介します。
お店をやっている方は、ぜひ読んでみて下さい!
メニューが見つからなかった喫茶店での出来事
北関東に住む友人の家に遊びに行った帰り、電車まで1時間ほど空きました。
喫茶店に入ろうという話になり、個人経営のおしゃれなカフェを見つけましたが、いくら調べても、メニュー表が出てきません。
メニューが頻繁に変わるお店や、サプライズを楽しませたいお店なら、仕方ないと思います。
そうでなければ、メニューサイトを作ってほしい、というのが私の客としての正直な気持ちです。
小規模な飲食店は、インスタやグルメレビューサイトに登録しているだけの場合が多いです。
Webサイトを運営する余力がないのも、よく分かります。
ただ、客の側からすると、料理の写真はあっても、価格表を探すのが面倒です。
インスタに簡単なWebサイトを組み合わせて、メニューの一覧をすぐ確認できる形にしてほしいのです。
想定したのは、現金商売で、インターネットに疎く、メニューがすべてアナログのお店です。
Canvaのコード生成なら、お金をかけずに用意できます。
架空のカフェで試す:メニューを渡してインスタとつなぐ
実際に、架空のカフェ「Kamiuchi Cafe」で試しました。
指示では、木漏れ日の差し込む森の中のような、静かで優しい雰囲気を指定します。
配色は、グリーン、ブラウン、アイボリーなど、自然素材を思わせる色です。
文字はやや大きめで、フォントは柔らかいものにしました。
メニューは6品で、おしゃれなカード形式に並べてもらいます。
- 森のハーブティーブレンド:650円
- 山の恵みサンドウィッチ:980円
- 湧き水仕込みの水出しコーヒー:700円
- 木の実とハチミツのスコーン(2個入り):550円
- 森の果実パフェ:850円
- 季節の野菜キッシュプレート:1,200円
品名、説明、価格を、カードごとに入れる指示です。
ここまでは、ただのWebページです。
そこで、メニューごとにインスタの投稿ページへリンクを張るよう頼みました。
料理の写真を載せている投稿があれば、そのURLを伝えるだけで済みます。
続けて、コンセプトとアクセスの情報も足してもらいました。
メニューだけでは味気ないからです。
住所や電話番号は、すべて架空のものです。
今回のリンク先は、サンプルとして私のブログのトップページにしています。
実際に作るときは、自分のお店のインスタ投稿のURLに差し替えてください。
所要時間は10〜20分ほどで、費用は0円です。
修正する場合は、別に時間がかかります。
公開の手順と、高度な設定の3項目
できあがったサイトは、そのまま公開できます。
公開する前に、公開したいコンテンツを画面に表示しておきましょう。
以下は、原稿の執筆時(2025年5月ごろ)の手順です。
2026年10月時点でも、プレビューで確認してからWebサイトとして公開する流れは同じで、無料のドメインで公開できます。
ボタン名や画面は変わっていることがあるので、画面の案内に従ってください。
- ページ右上の「デザインに使用する」ボタンを押す
- 「Webサイト」を選ぶ
- 「Webサイトを公開」ボタンを押す
- 公開するWebサイトのURLを入力して、公開ボタンを押す
- 「Webサイトが公開されました!」というポップアップが出る
- 「Webサイトを表示」を押す
これで、ブラウザから見られるようになります。
公開画面の下のほうに「公開設定」があり、その下に「高度な設定」のタブがあります。
設定できるのは、次の3つです。
- パスワード保護:チェックを入れると、閲覧にパスワードが必要になる
- 検索エンジンでの表示:「検索結果に表示しません」にチェックを入れると、検索に出なくなる
- リンクのプレビュー:XなどSNSで共有されたときの見え方を決める
プライベートな内容なら、パスワードと検索非表示が役立ちます。
店舗や会社のサイトは、検索エンジンからのアクセスがなくなるので、検索非表示のチェックはオフにしておきましょう。
プレビュー用の画像は、自分で用意する必要があります。
お店のサイトなら、メニュー一覧の画面を作っておくといいと思います。
公開できたら、XやインスタでURLを共有してください。
グラレコは、会議の内容を絵と図形で見せる手法
グラフィックレコード、略してグラレコは、会議やプレゼンの内容を、絵や図形で分かりやすく示す手法です。
手描きのグラレコには人間味があって、とても良いものです。
ただ、すぐに使いたい場面では、Canvaが便利です。
HTMLとCSSで、見やすいグラレコを作ってくれます。
試しにシンプルな指示で作ると、レイアウトが少しずれました。
グラレコは、しっかりした指示で頼むのが近道です。
本書では、AI初心者のロードマップ、副業で月5万円を稼ぐ方法、ゼロから始めるSNS戦略の3つを候補に挙げました。
ここでは、前の2つの作り方を順に見ていきます。
AI初心者のロードマップは5ステップで指定する
テーマは、文章生成AIの初心者向けロードマップです。
背景は白か淡いグラデーションにして、楽しく学べる雰囲気を求めました。
横長で、ポップなアイコン、矢印、吹き出しを使うよう指示します。
構成は、次の5ステップです。
- スタート:AIとは何か(イラストと吹き出しで簡単に)
- ツール選び:ChatGPTやNotion AIなどをロゴ付きで
- 基本操作:プロンプトの書き方と例文のミニチュートリアル
- 応用:ブログ、SNS投稿、メール文章などの活用場面
- スキルアップ:学習教材、コミュニティ、実践のヒント
最初の出力は分かりやすいものの、ブロックがぴったりくっついて、見にくくなりました。
そこで、「各ブロックのサイズを固定し、横並びではなく縦並びにして」と頼みます。
すると今度は、工程ごとにページが分かれてしまいました。
「レイアウトは変えないで、1枚にまとめて」と重ねて頼むと、一気に見やすくなりますよ!
ステップごとに整理されているので、セミナーや教材づくりにも使えます。
直したい点は一度に詰め込まず、1つずつ指示しましょう。
副業で月5万円の図解は、登場人物を加える
もう1つのテーマは、「副業で毎月5万円を稼ぐ方法」です。
手書き風の図解にして、悩んでいる会社員が、副業で喜ぶ姿を描くキャラクターを入れました。
流れは、4つのステップで渡します。
- スキルの棚卸し
- 副業の種類を調べる(ブログ、動画編集、クラウドソーシングなど)
- 週10時間の時間確保
- 実際に始めて、継続する
全体は明るく前向きなトーンで、吹き出しや矢印を使い、流れが分かる工夫を求めました。
最初の出来は、バランスがいまひとつでした。
「レイアウトは変えず、1枚にまとめて」「もう少し整えて」と数回修正すると、かなり整います。
Xの投稿に使う図解にも応用できる
最近は、Xで情報発信する人が増えています。
図解をいちいち作るのは面倒です。
そこで、図解にしたい文章をまとめて、「以下の内容でグラフィックレコードを作ってください」と添えて貼りつけます。
私が貼ったのは、Kindle出版で毎月1万円の印税を安定して得る方法の文章です。
需要のあるニッチを選ぶ、短めの本を複数出す、KDPセレクトに登録する、出版後もSNSやブログで発信を続ける、という内容を、図にまとめてもらいました。
出てきた図は少し見づらかったので、次のように頼んで直しています。
- もっとシンプルなレイアウトにする
- アイコンと文字の重なりを直す
- 全体のバランスを整える
原稿の執筆時(2025年5月ごろ)は、画像を挿入できなかったため、凝ったものは作れませんでした。
それでも、たたき台としては十分です。
図を投稿に添えれば、図解づくりの時間を大きく減らせます。
プレゼン資料にも使いやすい汎用性があるので、無料プランの枠(2026年10月時点で月に20回まで)でも、今すぐ試せます。