出版した本の中に、まったく読まれていない本が増えていませんか?
私も、81冊出して、管理が大変になりました。
この回では、読まれない本の内容を売れる本に移して整理する、本の断捨離という方法を紹介します。
出版冊数が増えてきた方は、ぜひ読んで下さい。
本の断捨離とは
本の断捨離といっても、家にある古本を売る話ではありません。
自分が出している本のうち、読まれていない本を整理することです。
この方法は、数多くいるKindle作家でも、ほとんど知っている方がいません。
私はこれまでに81冊を出し、7月下旬から実践して、今のところ印税は右肩上がりです。
印税の具体的な額は、規約の関係で出せません。
2023年6月の印税を1.0としたときの、7月と8月で比較しています。
実施できる条件は5つ
条件は、10冊以上出版していること、書籍ランキングにばらつきがあること、総合ランキング30万位以下の本があること、総合ランキング3万位以内の本があること、同じテーマの本を出していること、の5つです。
目安として10冊以上で、出版から少なくとも3ヶ月が経っている必要があります。
それ以下だと、断捨離すべきかのデータが取れません。
出版から3ヶ月の累計印税が500円未満なら、対象にして構いません。
私も、基本的にそうしています。
基準は自分で決めて大丈夫です。
ランキングのばらつきも必要で、総合1万位以内の本と、40万位以下の本があるなら対象です。
40万位以下の本の内容を、1万位以内の本に付け替えます。
本Aが40万位、本Bが45万位なら、2冊とも30万位以下でできません。
本Aが2万位、本Bが2.5万位でも、ばらつきがないのでできません。
30万位以下とは、長期間読まれていない本のことです。
ただし、10万位以内の本は、改善次第で読まれる可能性があるので、安易に出版停止にしないほうがいいです。
3万位以内の本があれば、そこに読まれない本の内容を追加します。
これも目安です。
すべての本が10万位以下なら、断捨離の前に、書籍の改善が必要です。
一番大事な前提:同じテーマ
一番重要なのは、同じテーマの本を出していることです。
副業の本を2冊出しているなら問題ありません。
大きくテーマが違うとできません。
副業の本の途中でいきなりダイエットの話が出たら、読者は戸惑います。
むやみに合体させればいいわけではありません。
だから、今後はある程度テーマを絞って出版することをおすすめします。
私が扱っているテーマは、趣味(イラストなど)、Kindle出版のノウハウ、お金(リボ払いなど)、AI(ChatGPTなど)の4つです。
趣味の本は読まれにくいので、新しくは出していません。
実際に行った5つのステップ
題材にしたのは、リボ払いの返済方法の本です。
2022年4月に出版し、累計印税のランキングでは5位をキープしています。
もとはリフロー型で、毎月欠かさず読まれていました。
これを固定レイアウトで分かりやすく出し直したところ、印税が大きく伸びました。
リフロー型の本を固定レイアウトで出し直すこともできるのです。
- 断捨離する本を決める:目安は総合ランキング30万位以下。私は、ガチャ課金とリボ払いと資産運用の本を選びました
- 移行先の本を決める:私の場合は、リボ払いの本でした
- 断捨離する本の内容を、移行先の本にコピペする
- 移行先の本を再出版する
- 断捨離した本を出版停止にする
リフロー型なら、コピペにほとんど時間はかかりません。
固定レイアウトは、1ページずつコピーするので手間がかかります。
内容が出版時と変わっているなら、アップデートしておくと質が高まります。
新しい情報を足すだけでなく、通用しなくなったノウハウを消すことも大切です。
再出版の手続きが済み、ステータスが「販売中」に変わるまで待ちます。
私のケースでは、2023年9月3日時点で、再出版がNGになったことは1件もありませんでした。
ただし、内容によっては承認されない場合もあります。
移行先の本が無事に再出版されたら、断捨離した本を出版停止にします。
そのまま残しても、読まれる可能性は低いです。
読者が両方を買わないよう、すぐに停止しましょう。
同じ内容の本を2冊買うと、読者は不満に感じます。
メリットと、印税への効果
メリットは2つあります。
管理する本の数が減ることと、印税が増えることです。
本が増えるほど管理は煩雑になるので、減らせば楽になります。
移行先の本は、断捨離した本の分だけページ数が増えます。
「ページが増えても、全部読んでもらえるのか」と疑問に思うかもしれません。
私がやってみた限り、増やした分だけちゃんと読まれている感覚がありました。
追加したページ分、必ず印税が増えるとは言い切れません。
それでも、移行先の本の印税は全体的に増えているので、効果はあると言えます。