ChatGPTを使い始めたら、最初に入れておきたい設定が1つあります。

何だと思いますか?

この回では、その1行の設定と、数が多いGPTsの中から良いものを選ぶ目安、複数のGPTsを呼び出す小ワザを紹介します。

ChatGPTの設定に迷っている方は、ぜひ読んで下さい!


入れるのは「日本語で答えて」の1行だけ

ChatGPTを使うなら、ぜひやってほしい設定が「カスタム指示」(英語版はCustom Instructions)です。

2026年10月時点でも、設定にカスタム指示があります。

「メモリ」とあわせて使えて、メモリには無料版向けの軽量版もあります。

ここに書いておくと、プロンプトに毎回書かなくても、自動で反映されます。

便利ですが、入れた内容は毎回反映されるので、あまり多くの指示は入れないほうがいいです。

でも、1つだけ、絶対に入れたほうがいい指示があります。

10秒、考えてみて下さい。


答えは「必ず日本語で回答を生成してください。」

です。

日本語でプロンプトを送れば、基本的に日本語で答えてくれますが、ファイルをアップロードしたときなど、日本語で聞いたのに英語で返されることがよくあります。

そのたびに「日本語にしてください」と入れるのは、面倒ですよね。

この1行を入れておけば、英語で質問しても日本語で答えてくれます。

もう1つ、大きなメリットがあります。

当時のGPT-4の利用は、3時間に40回まででした。

ヘビーユーザーだと、3時間以内に40回やり取りすることも珍しくありません。

翻訳のためだけの会話を避けられるのは、大きいです。

この回数制限は、原稿を書いた2024年1月ごろのものです。

2026年10月時点では、GPT-4という選択肢そのものがなくなり、回数はプランとモデルで変わります。

設定方法は、左下の名前が書かれているところをクリックしてメニューを出し、「カスタム指示」を選びます。

記入欄が2つ出るので、「ChatGPTにどのように応答してほしいですか?」

に1行を入力して、保存します。

無料版でもできるはずなので、ぜひ試して下さい。


良いGPTsを見分ける4つの目安

GPTsは、ChatGPT Plus以上のプランなら、誰でも作れます。

毎日新しいものが生まれて、数は300万以上とも言われます。

ただし、2026年10月時点では、カスタムGPTsは2026年12月11日に終了する予定で、新規作成も2026年10月26日に終わる予定とされています(OpenAIが2026年9月に案内。移行先は「プラグイン」)。

この回の見分け方や@での呼び出しは、終了までの間の使い方です。

素晴らしいものもありますが、正直、微妙なものも含まれます。

GPTsを使うのに追加料金はかかりませんが、GPT-4には3時間40回の制限があります。

やり取りの多いGPTsを使うと、枠を一気に使い切るので、注意が必要です。

そこで、おすすめの見分け方を紹介します(2024年1月ごろは、無料プランでは使えませんでした。2024年5月以降は、無料プランでもGPTsを使えます)。


目印1:利用者数の多さ

1つ目は、利用者数が多いことです。

吹き出しアイコンの後ろの数字が利用者数で、「100+」「300+」なら、100人以上、300人以上が使っているということです。

1回でも会話すると数えられます。

少ない、またはゼロでも、あとで人気になることはあるので、作られてから何日たつかを確認しましょう。

作りたてなら、少なくて当然です。

初心者は、利用者数の多いものから使って、合わなければやめれば大丈夫です。


目印2:説明文の丁寧さ

2つ目は、説明文がしっかり書かれていることです。

説明文のないものは、どんなGPTsか判断できず、40回の枠を無駄に使ってしまうかもしれないので、あまりおすすめしません。

3つ目は、会話のやり取りが少なくて済むことです。

40回というのは、プロンプトを送った回数で、同じ会話でも、送るたびに枠が減ります。

途中で止まったときの「生成を続ける」ボタンは、回数に数えられません。

本来1回で終わる生成が、途中で止まっているだけだからです。

GPTsによっては、1つの会話を完成させるまでに、何度もやり取りが必要なものがあります。

仕様上、仕方ないものもありますが、途中で止まるたびにプロンプトを送らないといけないものは、できれば避けましょう。

4つ目は、サンプル会話例があることです。

画面の一番下に4つのテキストが出ているものは、クリックするとそこから会話が始まります。

1回のプロンプトで会話が完結するように作られているかも、使って確かめられます。


1つのチャットで、複数のGPTsを使う

2024年1月のアップデートで、これまで1つのチャットにつき1つのGPTsしか使えなかったのが、メンション機能で、2つ以上使えるようになりました。

神アップデートと言っても過言ではありません。

プロンプト入力欄に「@」と入力すると、最近使ったGPTsと、サイドバーにピン留めしたGPTsが出るので、使いたいものを選びます(候補が多いときは、キーワードの途中まで入れて絞り込めます)。

別のGPTsに切り替えるときは、「話している相手:GPTs名」の右横の「✕」を押して通常画面に戻り、もう一度「@」で選びます。

たとえば、自分で作ったKindle出版のQ&A用GPTsに回答を作ってもらったあと、画像生成のDALL-E3に切り替える、という使い方ができます(DALL-E 3は、今は使えません)。

GPTsごとに新しいチャットを立てる必要がなくなって、管理が楽になりました。


AIの情報とのつきあい方

GPTsは、日々新しいものが出てくるので、ときどきGPT Storeをのぞいてみて下さい。

AIの情報をすべて追うのは無理でも、自分が興味のある分野だけ勉強しておくと、時代の流れが読めます。

これからは、AIの情報をうまく使いこなせるかが、成功する要素の一つになると思います。