自炊したいけれど、レシピを調べるだけで疲れてしまう、ということはありませんか?
この回では、一言で写真つきのレシピが出るGPTsと、予算2,000円の夕食を8つのAIに考えてもらった比較を紹介します。
食費を抑えたい方は、ぜひ読んで下さい!
自炊の味方になるAI
物価高で、外食を控えて自炊する方も増えたかもしれません。
自炊は、外食より食費を抑えられます。
ただ、作ったことがない方にとっては、レシピを調べるだけでも一苦労ですよね。
InstagramやYouTubeでレシピを公開している方も多いですが、GPTsでもレシピを出してもらえます。
なお、この写真つきレシピのGPTsを含め、カスタムGPTsは、2026年12月に終了する予定です。
「Recipe Collector」でチャーハンとプリン
プロンプトは、チャーハンが「炒飯の作り方を教えて」、プリンが「プリンの作り方を教えて」。
これだけです。
チャーハンの材料(2人分)は、ご飯400g(冷やご飯が望ましい)、卵2個、ネギ1本、にんじん小1本、グリーンピース大さじ4、好みの肉や海鮮100g、しょうゆ大さじ1、塩とこしょう少々、ゴマ油大さじ1。
手順は、卵をよく混ぜ、野菜と肉を細かく切り、ゴマ油で卵液を半熟に炒めて取り出し、同じフライパンで野菜と肉を炒め、ご飯を加えて高温でパラパラに炒め、しょうゆ・塩・こしょうで味を調え、卵を戻して混ぜ、盛り付けます。
オイスターソースやチリソースを足すアレンジも自由、とのことでした。
そして「完成した炒飯の写真を生成します」と続き、料理の写真まで出してくれました。
食欲をそそる、おいしそうなチャーハンです。
プリンの材料(4人分)は、卵黄4個、砂糖70g、牛乳500ml、バニラエッセンス小さじ1。
手順は、オーブンを150℃に予熱し、砂糖を中火で茶色くなるまで加熱してカラメルを作り、型に入れ、卵黄と砂糖と牛乳とバニラエッセンスを混ぜたカスタード液を静かに流し入れ、深めの天板に型を置いて、半分浸るくらいまで熱湯を注いで約40分焼き、冷ましてから数時間冷やして型から外します。
こちらも完成写真つきで、画像には少し違和感があるものの、おいしそうなプリンができそうです。
短い質問で、材料も手順も、仕上がりの写真まで出してくれるので、自炊を始めたい方にぴったりです。
量や手順は、そのまま信じず、実際に作りながら調整して下さい。
予算2,000円で4人分の和風夕食
主婦(主夫)にとって、毎日の夕食の献立は大仕事です。
栄養のバランスを考えながら、物価高で上がった食費も、予算内に収める必要があります。
そこで、予算内に収まって家族が満足する献立を、8つの生成AIに考えてもらいました。
採点は、原稿を書いた2024年ごろの結果です。
いまのモデルでは点数が変わる可能性があるので、同じプロンプトを入れて、比べてみて下さい。
設定は、在宅でフリーランスのイラストレーターをしながら主婦もしている方の相談です。
4人家族で子どもが2人、食費の予算は月8万円(外食込み)。
教えてほしいことは、2つあります。
- ①次の条件で夕食のメニューを。時期は4月、予算は2,000円(米と味噌は家にある)、4人分、和風。野菜料理は必須で、肉か魚料理のどちらかを入れる。予算が余ればデザートも
- ②休日の外食が多いので、自宅でおいしい料理が作れるなら、外食を減らしたい。どうすればいいか
「①と②に分けて出力して」と指示するのがポイントです。
8つのAIに採点させた結果
- ChatGPT-3.5(85点):豚しゃぶ野菜巻き寿司、鶏肉と野菜の炒め物、豆腐とわかめの味噌汁、白玉団子と季節のフルーツ。
ボリュームが少なめ。
外食を減らす方法は、定期的な買い出し、レシピの工夫、食事の計画
- ChatGPT-4(95点):鮭の味噌焼き、豆腐とわかめの味噌汁、きんぴらごぼう、いちごのフルーツサラダ。
予算の内訳つき(合計1,500円)で、読みやすい(一部の文法ミスは修正)
- Perplexity AI(70点):豆苗ともやしのナムルサラダ、鶏もも肉の親子煮など。
鶏肉の価格が高すぎる。
「また」の多用で読みにくい
- Gemini(95点):月曜から日曜まで1週間分の献立(主菜・副菜・汁物・デザート)。
外食の代わりに、おうちピクニック、ホームパーティー、テイクアウトも提案。
やや長い
- Microsoft Copilot(100点):春キャベツのメンチカツ。
材料と栄養情報(エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量)まで。
カロリー表記がありがたい
- ChatGPT-4o(100点):鶏の照り焼き、ほうれん草のお浸し、かぼちゃの煮物、きんぴらごぼう、わかめと豆腐の味噌汁、抹茶寒天。
1品ずつ材料と金額を書き、合計1,900円。
外食を減らす方法は、週末のプランニング、手巻き寿司や自家製ピザで外食気分を家で再現、など
- Claude 3.5 Sonnet(95点):鯖の味噌煮、春キャベツと油揚げの煮浸し、新玉ねぎとわかめの酢の物、あさりと春菊の味噌汁、いちごヨーグルト。
旬の食材で、調理時間も短め
- ChatGPT-4o mini(100点):鶏肉と野菜の煮物、ほうれん草のおひたし、きんぴらごぼう、豆腐とわかめの味噌汁、りんご。
作り方と予算つきで、合計約1,700円
結果から見えること
今回は、ChatGPT-3.5の精度もよかったです。
一般的な内容なら、答えるのが得意なのかもしれません。
Perplexity AIは、プロンプトによってばらつきが大きく、基本的にネット検索をするため、見つけた情報に左右されるのでしょう。
献立の相談は、「材料と金額も書いて」「1週間分で」「栄養情報も出して」と、出力の形を指定すると、実用度が上がります。
外食を減らす方法に共通していたのは、1週間の献立の計画、作り置き、家族で作ること、外食の頻度を決めることでした。