副業でChatGPTを使うとき、夜に動作が遅くて困ったことはありませんか?

この回では、混む時間帯を避けて回数を稼ぐ「すきま時間の使い方」と、運動不足の部長の相談を複数のAIで比べた結果を紹介します。

限られた時間で効率よく使いたい方は、ぜひ読んで下さい!


夜のChatGPTは重い

ChatGPTは、今や大人気のツールです。

一時期は、有料版のChatGPT Plusに登録することさえできないほど、注目されていました。

有料版でもアクセスできないことが過去にはありました(最近はほとんどありません)。

副業にChatGPTを使う方は、平日に会社から帰ってから使おうとするでしょう。

ところが、平日の夜、とくに22時を過ぎると、ChatGPTの動きがかなり重くなります。

限られた時間で副業を進めているのに、生成を待たされると、効率が落ちてしまいます。

そこで、すきま時間に使う方法を紹介します。


結論は、通勤中と昼休みに回すこと

ChatGPTは、スマホからも利用できます。

通勤時間帯、昼休み、小休憩の時間に、スマホでプロンプトを入れて、文章を作ってもらいましょう。

「スマホでプロンプトを打つのは面倒」という方も、安心して下さい。

自宅のパソコンで、先にGoogleドキュメントなどへプロンプトを書き溜めておきます。

あとは、スマホでドキュメントを開き、プロンプトをコピーして、ChatGPTに貼るだけです。

ChatGPTは会話の記録を自動で残してくれるので、新しいチャットをいくつ開いても支障はありません。


回数の制限を分散させる

Kindle出版でChatGPTを活用するには、たくさんのプロンプトを処理する必要があります。

帰宅後にまとめて処理すると、有料版GPT-4の「3時間で40回」の制限を超えるかもしれません。

この回数は、原稿を書いた2024年ごろのGPT-4の上限です。

いまのChatGPTは、モデルとプランによって上限が変わります。

通勤時間帯と昼休みに分ければ、1日に50回以上の会話も可能です。

ヘビーユースの例は、次のとおりです。

  • 朝の通勤時間帯:電車内で10回
  • 昼休み:休憩室などで20回
  • 夕方の通勤時間帯:電車内で10回
  • 夜の副業時間:自宅で30回

GPTsやDALL-E3を使う場合も、やり方は同じです。

スマホで出した回答は、あとからパソコンでも見られます。

生成にかかる2〜3分の待ち時間を、すきま時間に回すだけで、夜の作業時間を大きく空けられます。


運動不足の部長に、合う運動は

最近の日本人は、運動不足の方が多いですよね。

私は、とくに筋トレはしていませんが、隣駅のスーパーまで往復約1時間歩くようにしています(電車でも片道20分で、そこまで変わらないからです)。

今後は、筋トレにも挑戦したいと思っています。


相談者は、40代後半の会社員の男性です。

健康診断で、「もう少し運動を」と指導されました。

肥満体ではないけれど、運動不足のせいか、体が疲れやすい。

昨年、昇進して部長になり、仕事漬けの日々でしたが、いまは落ち着いてきたので、平日の夜か休日に気軽にできる運動を始めたい、という相談です。

  • 年齢:46歳。家族は妻(39歳)と娘(17歳)
  • 平日:7時に起床、8時に出社、19時半に帰宅、23時に就寝
  • 休日:8時に起床、23時に就寝(日中は買い物や自室でのんびり過ごすことが多い)
  • 予算:3,000円(ランニングシューズは所持している)
  • 自宅から歩いて5分の場所に、広い公園がある

スケジュール、予算、持ち物、環境まで書くと、生活に合った提案を引き出せます。


7つのAIの評価と点数

- ChatGPT-3.5(85点):公園でのウォーキング、ストレッチ、サイクリング、家族でのエクササイズ。

ボリュームは物足りない


- ChatGPT-4(100点):ウォーキングまたはジョギング(シューズ持参なので追加の出費なし)、デスクワークの多い部長向けのストレッチ、ヨガ、家族とのキャッチボールなど。

要点を押さえている


- Perplexity AI(75点):ジョギング、ランニング、ウォーキング、ストレッチ、筋トレ。

同じような説明が続き、不自然な表現もある


- Gemini(100点):ジョギング・ウォーキング、体操・ヨガ、自宅での筋トレ、テニスなどのスポーツに加えて、準備運動・水分補給・夜間の反射材といった注意点まで。

部長昇進のお祝いなど、応援する文章が魅力的


- Microsoft Copilot(90点):ウォーキング、ストレッチ、自宅での筋トレ、サイクリング、ヨガ。

「医師への相談もお忘れなく」という注意がつきました。

もう少し量がほしい


- ChatGPT-4o(100点):運動ごとに、メリットとおすすめの取り組み方(たとえば、筋トレは週2〜3回、1回20分)を書いた


- Claude 3.5 Sonnet(90点):平日は20〜30分、休日は45〜60分のウォーキング、ストレッチ、自重トレーニング、オフィスでの階段の利用、家族との活動。

ボリュームはやや少ない


ChatGPT-4o miniは、この回答の採点には入っていません。

初めて、ChatGPT-4が100点を取りました。

ChatGPT-3.5は、やはり100点を取るのが難しいようです。

Claude 3.5 Sonnetは、質問によって精度にばらつきがあります。

リリースされたばかりなので、今後のレベルアップに期待します。

この採点は、原稿を書いた2024年6〜7月ごろの、当時のモデルでの結果です。


日常の5つのプロンプトを比べて

家計管理、子どもの勉強、家事の分担、夕食の献立、運動不足の5つを比べた結果、日常の相談ならGeminiかMicrosoft Copilotの2択だと感じました。

Googleをよく使う方ならGemini、Microsoft製品が中心の方ならCopilotがおすすめです。

Perplexity AIは、追加の質問にしっかり答えれば精度がもう少し上がるかもしれませんが、少なくとも、お金を払ってまで使う必要はなさそうです。

どの生成AIを選ぶにしても、プロフィール、環境、予算、希望など、条件を具体的に書くほど、答えの質が上がります。