職場がつらくて、出社するのが怖い。
そんな悩みを、誰かに話せていますか?
この回では、私自身の体験をもとに、パワハラと長時間労働の相談をChatGPTに投げた結果を紹介します。
いま同じような状況で苦しんでいる方は、ぜひ読んで下さい!
ブラック企業は、まだ消えていない
働き方改革が進んで、労働環境の悪い会社は、少しずつ淘汰されてきました。
それでも、ブラック企業が消えたわけではありません。
今回は、私自身が体験したパワハラをもとに、ChatGPTに解決策を考えてもらいました。
相談した状況
東証プライム上場企業の正社員が、配属された部署の課長のパワハラに悩んでいます。
残業も極端に多く、「もう辞めたい」「出社したくない」という状態です。
- 気に入らないことがあると、すぐ怒鳴る
- 部長は見て見ぬふりで、何も対応してくれない
- 苦手な業務を押し付けられる
- 休日は土日(一部休日出勤あり)、勤務は1日10〜12時間(残業2〜4時間)
- ひどいときは24時退勤で、残業は最大で月80時間
- 過労で、月に2〜3日欠勤する月もある
これを、職場の特徴と勤怠に分けて書き、「私はどうすればよいでしょうか?」
と聞きました。
ChatGPTの答え:10の手順
- すべてを記録する(日付、時刻、場所、言われたこと、されたこと)
- 人事部に、嫌がらせと労働時間の懸念を伝え、記録を渡す
- 嫌がらせや時間外労働についての会社の方針を確認する
- 人事に話しにくければ、より上の管理職に相談する
- 同じ経験をした同僚がいれば、人数で団結する
- 苦痛が大きいなら、専門のカウンセリングを受ける
- 労働時間や嫌がらせに関する法的権利を確認し、必要なら専門家に相談する
- 改善しない場合に備えて、ほかの求人を探しておく
- 嫌がらせに感情的に反応せず、プロとしての姿勢を保つ
- 健康に影響が出るなら、退職も検討する(辞める前に次の仕事を確保するのが賢明)
最後は、「健康と幸福が最優先。信頼できる人に相談し、必要なら法的な助言を受けて、自分の権利を守ること」
という結びでした。
私の場合
この答えは、私の体験にかなり近いものでした。
当時の私は、地方勤務で車通勤でした。
だから、「終電だから帰ります」という言い訳が通用しなかったのです。
会社から徒歩30分以上かかる駅の終電に乗るには、22時半前に退社しないと間に合いません。
それでも、出勤初日と、直属の上司の送別会の日以外は、定時で帰れませんでした。
残業代が全額支払われたことだけが、せめてもの救いです。
その会社では、入社から3か月半で、うつ病になって出社できなくなりました。
休職して復職するまでに、3か月以上かかっています。
もし今、同じような状況で苦しんでいる方がいたら、このプロンプトを参考に、ChatGPTに相談してみて下さい。
ただ、いちばん確実なのは、行政などの相談窓口に相談することです。
ChatGPTの答えは、あくまで参考にとどめて下さい。
「怒鳴る上司」は変えられるのか
リモートワークや働き方改革で、ホワイトな環境は増えました。
それでも、周りの状況を気にせず、いきなり怒る上司は、残念ながらいます。
私が退職したとき、その上司から謝罪はありませんでした。
5年以上前の話なので、今はそこまで気にしていませんが、おそらく本人は、悪いことをしているという自覚がなかったのかもしれません。
そこで、パワハラ上司を改心させる方法を、ChatGPTに聞いてみました。
今回のプロンプトは、状況、自分の希望、お願いしたいことを分けて書いています。
しかも、最初に「あなたは職場環境を改善するプロです」と役割を与えました。
上司は、気に入らないことがあると、周りに人がいてもお構いなしに、いきなり怒鳴ります。
前触れが分からないので、毎日ヒヤヒヤしています。
このままなら退職しますが、上司が改心するなら残ってもいいです。
希望は3つ。
理由もなく怒鳴らない/注意するなら怒鳴らず諭すように言う/残業は月45時間まで。
1つでも満たされなければ退職します。
お願いしたいこと:なぜ怒るようになったのか原因の推定/怒り癖を直すために私たちが配慮すること/会社に要望すべきこと
返ってきた原因と対策
原因の候補は、5つでした。
高い業務負荷、プライベートの問題、コミュニケーションスキルの不足(怒鳴る以外の伝え方を知らない)、高圧的な態度を許す職場の文化、業務の優先順位や期待値のズレです。
部下ができる配慮としては、定期的なミーティングで進捗や課題を共有する、フィードバックの機会を設ける、ストレスマネジメント研修を提案する、役割と責任を明確にする、などが挙がりました。
会社への要望は、メンタルヘルスサポートの強化、管理職向けのコミュニケーションとリーダーシップ研修、残業時間の規制でした。
英語のプロンプトでも、ほぼ同じ内容でした。
具体的な話し方として、安全な環境で1対1で話し、具体例を挙げながら、その行動が自分やチームにどう影響するかを穏やかに伝える、という案が加わっています。
怒りをぶつける代わりに、すぐ反応せず、冷静になる時間を取ってもらう提案もありました。
それでも改善されなければ、人事や上の管理職にも相談し、自分の健康を優先する選択もある、という結びでした。
私なりの推測
おそらく、あの上司は、業務の負荷でストレスを抱えて、怒鳴りやすくなっていたのでしょう。
対策としては、安心して話せる場で、しっかり話し合うこと。
場合によっては、上司本人にメンタルケアを受けてもらうこと。
そう思うと、あの上司もまた、劣悪な労働環境の被害者だったのかもしれませんね。