YouTubeのサムネイルは、動画の再生数を左右する大切な要素ですよね。
でも、デザインが苦手だと、どう作ればいいか悩みます。
この回では、Canva GPTでサムネイルの下絵を作ってもらった結果と、クリック率の低さをChatGPTに診断してもらった方法を紹介します。
動画の再生数を伸ばしたい方は、ぜひ読んで下さい!
画像生成AIの進歩と、使い方の線引き
画像生成AIの進歩は、目を見張るものがあります。
2023年当時とは、比べ物にならないほどです(2024年2月5日追加)。
画像生成AIを使ってグラフィックデザインの仕事に挑む方もいて、実際に仕事にしている方もいるようです。
ここでは、画像を完成品としてではなく、デザインの下調べやラフ案づくりに生成AIを使う例を紹介します。
Canva GPTでサムネイルのラフ案を作る
デザインアプリ「Canva」のGPTで、デザインの案を出してもらいます。
使えるのは、ChatGPT Plus以上のプランに入っている方だけです。
このCanva GPTも、提供は年末までです。
YouTube動画「Kindle出版初心者が最初にするべきこと」のサムネイルを、Canva GPTに考えてもらいました。
Canvaは、もともと英語圏のオーストラリアで生まれたデザインアプリです。
そのため、GPTsに日本語で入力しても、精度は少し落ちます。
しかも、日本語の文字を含む画像をCanva GPTで生成するのは、いまのところ難しいです。
これは原稿を書いた2024年2月ごろの話です。
2026年4月に登場した「ChatGPT Images 2.0」は、日本語を含む多言語の文字を描けるとされています。
日本語と英語のプロンプトの違い
日本語のプロンプトは、「Kindle出版のYouTubeチャンネルを運営しています。『Kindle出版初心者が最初にするべきこと』という動画の、サムネイルのラフ案を5パターンお願いします。」
と入力しました。
サムネイルらしきものは出ましたが、どれもKindle出版のサムネイルとしてはふさわしくありませんでした。
日本語で入力すると、求めたものとはまったく違う結果になってしまいます。
同じ依頼を英語で送ると、出力は2パターンでした(「I run a YouTube channel about Kindle publishing. I would like to make a thumbnail for a video called …」で始まる文です)。
出てきた画像を押すと、Canvaのサイトに移動します。
直したい部分があれば、そのままCanvaで編集できるのが便利です。
画像を生成する前に、許可の表示が出ます。
これは、「Canvaのプラグインへのアクセス許可がほしい」という確認です。
「Allow」を押して下さい。
「Always Allow」を選んでも問題ありません。
「Decline」(断る)を押すと、画像が生成されないので注意して下さい。
5パターンほしかったので、残りの4パターンを出してほしいと追加しました。
画像は生成されたものの、内容とのつながりが薄いサムネイルになってしまいました。
そのため、5パターンほしいときは、新しいチャットで、同じプロンプトを5回生成することになります。
残りの4パターンの結果も見ましたが、クオリティの高いものもあるものの、Kindle出版のサムネイルとしては不適当でした。
クリック率が低い理由を聞く
YouTubeは、2005年にサービスを開始し、日本では2007年に始まりました。
誰もが知る動画サービスですが、運営するうえでの課題の1つが、サムネイルのクリック率です。
平均は4〜5%、目標は8%、10%以上取れればいいほうだと言われます。
私のチャンネルは、だいたい1.5〜3%で、平均にも届いていません。
クリック率が上がれば、再生数も増えます。
そこで、どう改善すればよいかをChatGPTに聞きました。
イラストや漫画を扱うYouTubeチャンネルを運営中です。
最近は、再生数も登録者も少しずつ伸びているものの、アナリティクスで確認すると、ほとんどのサムネイルでクリック率が3%以下でした。
できれば5%くらいを維持したいです。
まず、クリック率が低い原因を知りたいです。
質問1:サムネイルのクリック率が低い場合の原因を5つ挙げ、改善方法を箇条書きで具体的に説明してください。
質問2:クリック率が高い場合の理由を、5つ挙げてください。
低い理由と改善策は、次のとおりです。
- デザインが魅力的でない:鮮やかな色、明確なテキスト、目を引く画像で工夫する
- 動画の内容と一致していない:内容を正確に反映する
- テキストが読みにくい、不明瞭:シンプルで読みやすいフォントで、メッセージを明確にする
- 一般的すぎて独自性がない:ユニークな要素を取り入れる
- ターゲットに合っていない:ターゲットの好みや関心に合わせる
高い場合の理由は、明確で魅力的なビジュアル、動画の内容との関連、分かりやすく興味をそそるテキスト、ユニークなデザイン、ターゲットの興味に合致、の5つでした。
実際のサムネイルを見せて、添削してもらう
クリック率が1.5%と低かったサムネイルの画像をアップロードして、聞いてみました。
添付したのは、YouTube動画用のサムネイル画像です。
クリック率は1.5%と、かなり低いです。
クリック率が低い理由と、上げる方法を教えてください。
答えは、デザインが混雑して一目で内容が分からない、キャラクターや製品の写真が小さい、テキストが伝わりにくい、関連性やターゲットが不明確、という理由でした。
改善方法として、シンプルにする、テキストを工夫する、SEO対策を強化する、A/Bテストを実施する、ターゲットを特定する、SNSで宣伝する、が挙がりました。
分かりにくかったので、「直すべき点を、もっと具体的に教えてください」と頼みました。
- 色彩とコントラストの最適化:明るい色を使うが、色数は増やしすぎず、コントラストを高める
- テキストの明確化:大きく読みやすいフォントで、日本語のタイトルの隣に英語も併記する
- ビジュアル要素の強調:タブレットやソフトの画面を大きく表示し、キャラクターを大きくするか、内容を直接伝える要素に置き換える
- クリックを誘う要素の追加:「新機能発表!」「プロvs初心者」など、好奇心を引くフレーズ
- 比較の明確化:「VS」の記号を目立たせ、何を比べているかをすぐ分からせる
- ターゲットへの訴求:イラストレーターやデザイナー向けなら、関心のあるキーワードやビジュアルを前面に出す
- シンプル化:要素を絞り、見せたいところへ視線が向くようにする
- 動画の内容との一致:期待を裏切らない
- 動画の主要なポイントを反映したイメージの使用
サムネイルのような画像も、アップロードして添削してもらえます。
数値(現在のクリック率と目標)を伝えると、答えが具体的になります。
YouTubeを運営していてサムネイルに悩んでいる方は、ぜひ一度試してください。