電子書籍を出したいのに、構成とタイトルを決める段階で手が止まってしまう。
そんな経験はありませんか?
この回では、ChatGPTに構成案と節ごとの本文を作ってもらう手順と、タイトルを20案から決めるコツを紹介します。
電子書籍の出版に興味がある方は、ぜひ読んで下さい!
ChatGPTで電子書籍の原稿を作る
ChatGPTで副業をするなら、電子書籍の販売をおすすめします。
ChatGPTに原稿を書いてもらい、電子書籍にして出版する方法です。
ChatGPTの文章だけで出版するのは難しいものの、土台になる文章は作れます。
電子書籍の文字数の目安は、1.5〜2万文字です。
ただ、原稿を書いた2024年ごろのChatGPTは、1,500文字を超える文章を一度に出力できなかったため、頼み方に工夫がいりました。
節ごとに分けて頼む流れは、今も長い原稿を作る基本の進め方です。
ここでは、全部で8章の本にする前提で進めます。
構成を考えてもらう
「Canvaだけで電子書籍を出す方法」という本を出す予定です。
本の構成を考えてください。
(太字の部分には、ご自身が出したい本のタイトルを入れてください。タイトルは、先に決めておくことをおすすめします)
【ターゲット】Kindle出版の初心者/固定レイアウト型の本を出したい方
【出力条件】第1章 タイトル/①サブタイトル/②サブタイトル…(第8章まで同じ形式で)
「はじめに」から「まとめと次のステップ」まで、章と節の構成が出力されました。
主な章立ては、次のとおりです。
- 第1章:Kindle出版のきほん
- 第2章:カバーデザインの作成
- 第3章:レイアウトとデザイン
- 第4章:内容の編集と挿入
- 第5章:目次とナビゲーション
- 第6章:最終調整とプレビュー
- 第7章:KDPへのアップロードと公開
- 第8章:公開後の注意点とプロモーション
かなりの分量になりましたが、構成づくりだけでもChatGPTはとても頼りになります。
あとは、章と節ごとに本文を生成してもらい、最後にまとめて確認するだけです。
Kindle書籍を出版する流れ
- 見出しを作る
- 章のはじめにリード文を書く
- 節ごとにChatGPTで本文を生成する
- 章のおわりにまとめ文を書く
- 書籍の最後に締めの文を書く
- 文章の校正をする
- 表紙を作って出版する
全部を解説するとページが足りなくなるので、「節ごとに本文を生成する」部分だけのプロンプトを作ります。
第3章の「固定レイアウト型とは何か」の節について、本文を書いてもらいましょう。
「固定レイアウト型とは何か」を、1000〜1500文字で説明してください。
固定レイアウト型は、紙の書籍に近いページ構造を保って、電子デバイス上で再現するフォーマットです。
答えには、次の内容が出ました。
- 特徴:ページのレイアウトが固定されている、複雑なデザインや図版を再現できる、複数カラムのレイアウトができる、視覚的な表現力が高い
- 留意点:デバイスや画面サイズによって表示が違う、テキストサイズが固定なので一部の画面では読みにくい、ファイルサイズが大きくなりやすい
- 向いている本:教育教材、絵本、グラフィックノベルなど、視覚的に伝える必要がある本
節ごとに生成して、原稿をつなげていきます。
まとめたあとは、文章の校正をして、書籍として出版します。
最近は、ChatGPTを使って電子書籍を出す方も出てきました。
ぜひ、Kindle出版に挑戦してみて下さい。
タイトルは、20案から選んで仕上げる
本を出したいのに、構成やタイトルがなかなか決まらない。
そんな方におすすめの使い方です。
「リボ払いの完済法」をテーマにした本を出す想定で、進め方を紹介します。
タイトルは、自分で絞り出すより、ChatGPTに案を出してもらい、気に入ったものを自分流に仕上げる方法をおすすめします。
まず、必要な情報を伝えます。
50万円のリボ払いの元金を1年で返した体験をもとに、リボ払いを完済する方法の本を出したいです。
ぴったりのタイトルを10個挙げてください。
10個のタイトルが出ました。
「1年で解放される!50万円リボ払い完済マニュアル」
「返済成功への道:50万円を1年で払い終える秘訣」「負債ゼロへの旅路:1年間でリボ払いを終わらせる実践記」などです。
インパクトのある案ばかりですが、もっとよい案があるかもしれません。
そこで、「もっとインパクトがあり、読者が思わず買いたくなるタイトルにして」と頼みました。
こちらでは、緊急感や勝利への約束、好奇心を掻き立てる要素を盛り込んだ案が出ました。
「断ち切れ、借金の鎖!一年間のリボ払い完済革命」
「脱・リボ地獄!50万を消し去る365日」
「借金ゼロ宣言!1年でリボ払いを撃退する戦略」
といった案です。
20案を見比べて、私は「負債ゼロへの旅路:1年間でリボ払いを終わらせる実践記」がいちばんよいと感じたので、これをアレンジしました。
ここからは、AIを使わず、自分で修正します。
最終的なタイトルは、「借金ゼロへのロードマップ:1年間で50万円のリボ払いを完済する実践記」です(実際に出版するわけではありません)。
Kindleでは、出版したあとでもタイトルを変更できます。
ただし、本の印象が大きく変わるほどの変更はNGです。
出版して反応がいまいちなら、タイトルを変える方法もあります。
最初から、タイトルで悩みすぎないようにしましょう。
タイトルが決まったら、構成案へ
タイトルが決まったら、構成を考えてもらいます。
入れてほしい要素を、箇条書きで伝えるのがポイントです。
タイトルは、先ほど決めた「借金ゼロへのロードマップ:1年間で50万円のリボ払いを完済する実践記」にします。
書籍の構成を考えてください。
【入れてほしい要素】1年で50万円のリボ払いを完済することは可能/完済には大きな固定費を削るのが効果的/早く完済するには、こつこつ臨時返済をする/これを機に生活費を大きく見直す/生活の満足度を下げずに生活費を減らす
出た構成案は、「はじめに」から始まり、全8章と終章、付録でした。
第1章はリボ払いとは何か、第2章は50万円の完済が可能な理由、第3章は大きな固定費の削減戦略、第4章は臨時返済の力、第5章は生活費の大幅見直し、第6章は生活の満足度を保ちながらの節約術、第7章は実践!
リボ払い完済までの1年間(月ごとの行動計画と目標)、第8章は完済後の人生、終章は読者へのメッセージ、付録は節約・返済計画のテンプレートなど、です。
そのまま使うのは難しいものの、少し手を入れれば、しっかりした構成になります。
納得できない構成なら、「もっと◯◯な構成にしてください」と重ねて頼めば、さらに磨けます。
AIを味方につけて、ぜひKindle出版に挑戦してみてください。