「LPを作って」と頼んだのに、思ったような仕上がりにならず困っていませんか?
私も最初は一言で頼んで失敗しました。
この回では、LPを安定して作る3段階の手順と、Webアプリやアンケート集計の事例を紹介します。
デザインが苦手な方も、ぜひ読んで下さい!
LPは事前の整理で決まる
LP(ランディングページ)とは、特定の商品やサービスを売るために作るWebページです。
Claude Codeを使えば、短時間で質の高いものが作れます。
ただし、「◯◯のLPを作って」の一言では、期待した精度にはなりにくいです。
目的、ターゲット、伝えたいメッセージ、必要な要素を先に整理し、具体的に指示することが仕上がりを左右します。
手順はシンプルで、売りたいものの構成を作り、その構成をもとにLPを作ります。
デザインの方針はSkillsに設定しておくのもおすすめです。
複数のデザインを試したいなら、Skillsを複数読み込ませて、使い分けることもできます。
第1段階:構成をChatGPTと壁打ちで作る
私の題材は、Kindle出版にまつわるサービスのLPでした。
サービスの内容や狙いを文章にしてChatGPTに読み込ませ、構成を出してもらいます。
出てきたのは、ファーストビュー、問題提起、サービス概要、特徴、プラン、メリット、自己紹介、行動を促すボタン、クロージングという流れです。
便利ですが、AIの答えには間違いが混じることもあります。
必ず内容を確認し、納得できない箇所はAIと壁打ちして解消してから進みましょう。
第2段階:デザインの指示書をClaudeに作らせる
次はデザインです。
デザインが分からなくても、レイアウトまでAIが作ってくれます。
ChatGPTで作った構成をClaudeに見せて、次の3つを伝えます。
- サービスの概要
- 読者が得られるベネフィット
- 先ほど作ったLPの構成(そのまま貼り付ける)
すると、Claude Codeに入力するための「LP作成用の指示書」を作ってくれます。
中身は、デザインコンセプト(トーン、配色、フォント、余白、モバイル対応)、セクションごとの構成と文言、技術仕様(HTML・CSS・JSを1ファイルにまとめる、フェードインの動きなど)です。
画像は使わず、絵文字やCSS図形で代用する指定も入っていました。
色のコードやボタンの位置まで書いてあるので、細かく考えなくて済みます。
第3段階:Claude Codeで生成して仕上げる
あとは、できた指示書をClaude Codeに貼るだけです。
先にLP用のフォルダを作っておきます。
私は慣れているため「編集を自動承認」にしていますが、初めての方は「プランモード」から始めて下さい。
できあがったLPには、私のプロフィールがない、問い合わせフォームがないといった課題が残りました。
それでも少し直すだけで、クオリティはかなり上がります。
コツは、一気に全体を作らず、セクションごとに分けることです。
全体を一度に作ると、修正のたびに全部作り直しになることがあります。
先に共通のデザイン(色・フォント・雰囲気)を決め、ヘッダーやキャッチコピー、本文、ボタンを順に作ると、直しやすく仕上がりも良くなります。
ちなみにGeminiでも、意外と高いクオリティのLPが作れました。
事例1:プロ向けカラーピッカーのWebアプリ
Claude Codeなら、Webアプリも作れます。
過去に作ったカラーピッカーを、Webデザイナー向けに高度にしてもらいました。
まずChatGPTに、プロのWebデザイナー向けのカラーピッカーを作りたいと伝え、Claude Code用のプロンプトを磨いてもらいます。
返ってきたプロンプトには、次のような項目が入っていました。
- 目的と技術制約(HTML・CSS・JavaScriptのみ、単一ファイル)
- 必須機能(HEX・RGB・HSLの表示、補色・類似色・トライアドなどの配色生成、色の保存と管理)
- 追加機能(コントラスト比のチェック、グラデーション生成、CSS変数形式での出力)
- デザイン要件(余白とタイポグラフィ重視、ダークモード対応)
これをそのままClaude Codeに入れると、アプリに加えて、取扱説明書(Word)と活用アイデアのテキストファイルまでできあがりました。
事例2:アンケート画像10枚をExcelに集計
データ収集にも使えます。
スーパーの「お客様の声」を想定したサンプルのアンケート画像を10枚用意し、画像を入れるだけでExcelに集計されるようにしました。
プロンプトには、条件を細かく書きました。
- 作業フォルダの画像(jpg、pngなど)をすべて取得し、1枚を1回答として読み取る
- 出力は survey.xlsx、シート名は「アンケート集計」、列は固定
- 空欄は「未記入」、読み取れないものは「要確認」、自由記述は要約せずそのまま転記
- ヘッダー固定、フィルタ有効化、列幅の自動調整
- 推測で補完せず、読み取れない画像も記録する
実行は、まず1件だけテストして内容を表示し、問題なければ全画像を処理し、最後に処理画像数、転記件数、要確認件数を報告させます。
Excelの結果は、Geminiに「図解にして」と頼んで見やすくしました。
アンケート以外のデータ集計にも使えるので、マーケティングの仕事をしている方は、ぜひ試してみて下さい!