通勤や通学で忙しく、電子書籍を出す時間がないと諦めていませんか?

私も同じ状況でしたが、手順を決めたら2週間で出せました。

この回では、スマホで書いた原稿をパソコンのCanvaに運ぶ方法まで紹介します。

1冊目に挑戦する方は、ぜひ読んで下さい。


最初の1冊は7つの工程

よほど忙しい方でない限り、2週間あれば最初の1冊は出版できます。

工程は次の7つです。

  • 構成を決める
  • スマホで執筆する
  • PCにコピーして校正する
  • タイトルを決める
  • 表紙を作る
  • 出版申請をする
  • 出版完了

最初の1冊なら、構成は深く考えなくて大丈夫です。

書きたいことを簡潔にまとめれば足ります。

ペースを上げれば、1ヶ月に10冊出すのも無理ではありません。


移動中はSNSより執筆に使う

移動中は、スマホで書きます。

電車に乗っている間は、SNSやソシャゲよりも執筆に使いたいところです。

その積み重ねで、3ヶ月後に印税が4〜5桁に届いたりします。

印税5桁に届けば、毎日の晩酌も、ソシャゲへの課金もできるはずです。


原稿の運び役はチャットワークのマイチャット

スマホで書いたら、自宅のパソコンにデータを移して、Canvaのパソコン版で作業を進めます。

メモ帳アプリには共有機能があり、共有アイコンを押すと、GメールやDiscordなどにテキストを送れます。


送り先として私がおすすめするのは、コミュニケーションツールの「チャットワーク」です。

登録にはメールアドレスが必要ですが、無料で使えて、10分もあれば終わります。

登録すると「マイチャット」という自分専用のチャットが自動で追加されます。

他の人には公開されないので、自分用のメモ帳のように使えます。

スマホからデータを送るので、スマホアプリも入れておきましょう。


ちなみに、無料版には参加できるチャットの数に上限があります。

上限に達したら、別のメールアドレスで別のアカウントを作れば大丈夫です。


共有アイコンがないときと、コピー中の校正

ほとんどないと思いますが、メモ帳アプリに共有アイコンがない場合もあります。

そのときは、メモ帳の文章を全部コピーして、マイチャットに貼って下さい。

パソコンでチャットワークを開いたら、2〜3行ずつコピーしてCanvaに貼っていきます。


私のやり方では、このコピー中に誤字脱字のチェックも済ませてしまいます。

出版前にも見直しはしますが、大まかな修正はここで終わります。


申請から完了までは24〜72時間

申請は慎重に進めましょう。

ここでつまずくと、印税がまったく入らない可能性もあります。

申請すると、通常は24時間ほどで出版が完了し、最長で72時間ほどかかることもあります。

よほどのことがない限り、出版NGにはなりません。


ただし、自分のブログ記事をそのままコピーして出すと、警告が来る可能性があります。

少しアレンジや修正を加えてから出して下さい。


また、原稿をCanvaで書き終えたら、出版の前にmobiというファイル形式に書き出します。

書き出しは、無料のKindleComicCreatorというソフトで行います。

パソコン専用です。

スマホでは使えません。


Canvaで本文を作る場合の欠点

Canvaは、無料で使える優秀なデザインアプリです。

電子書籍の表紙づくりに使っている方は多いのですが、実は本文も作れます。

ただし、欠点が2つあります。


1つ目は、スマホで使いにくいことです。

カーソルの位置が分かりづらく、文字の装飾や位置の調整も困難です。

通勤中に書こうとしても、操作に手こずって進まなかったことが何度もありました。


2つ目は、ページの切り替えが極端に遅いことです。

電子書籍は100ページを超えることも珍しくありません。

スマホ版で編集すると、ページを移動するだけで時間がかかります。

通勤時間や休み時間に書くなら、とても効率が悪いです。


対策はメモ帳とパソコンの使い分け

対策はシンプルです。

  • スマホで書くときはメモ帳だけを使う(Canvaアプリは使わない)
  • 編集と仕上げはパソコンで行う

スマホのメモ帳に下書きを書き、自宅ではその下書きをコピーして編集すればOKです。


作業時間は全体で10時間が目安

1日15分でも、自宅で編集する時間を確保すれば、2週間でKindle書籍を1冊出せます。

作業時間は全部で10時間ほど見ておけば足ります。


平日は通勤や昼休みにスマホで下書きし、休日や平日の夜はパソコンでひたすら編集します。

慣れれば、5〜6時間で1冊を仕上げることも可能です。