KDPの申請画面で、どこに何を入れればいいのか分からず手が止まっていませんか?
私も最初は迷いました。
この回では、つまずきやすいTINの欄から、3ページの入力、売れ行きに響くキーワードの選び方まで紹介します。
これから申請する方は、ぜひ読んで下さい。
申請は2つのステップ
出版申請は、次の2つです。
- ステップ1:KDPアカウントの登録
- ステップ2:書籍の出版申請
アカウント登録は詳しく解説しているサイトがあるので、そちらを参照して下さい。
つまずきやすいのはTINの欄で、「私は米国以外のTINを持っています」のチェックを外し、居住者にTINを発行していない旨の項目(税金の支払い義務のある国について)を選びます。
TINをマイナンバーと勘違いしている方がいますが、間違いです。
マイナンバーを入力してはいけません。
3ページの入力はメモ帳に書いておく
出版申請の入力は3ページにわたります。
一定時間が経つとタイムアウトするので、慣れるまではメモ帳に書いてから貼り付けると安心です。
- 1ページ目:Kindle本の詳細
- 2ページ目:コンテンツ
- 3ページ目:価格設定
1ページ目では、タイトルを表紙に書いてあるとおりに入れます(出版後は変更できません)。
フリガナはカタカナ、ローマ字も入力し、括弧やピリオドなど一部の記号は使えません。
シリーズは複数巻を出すときだけ、版は基本「1」でOKです。
内容紹介、権利(「私は著作権者であり…」)、キーワード、カテゴリーを選んだら、「保存して続行」を押します。
原稿・表紙のアップロードと価格設定
2ページ目では、KDPコンテンツガイドラインを読んだうえで原稿をアップします。
ページの読む方向は「右から左」、DRMは「はい」を選びます。
2021年8月1日以降、リフロー型は新規でも更新でも、MOBI形式が使えなくなっています。
表紙は、1,000×625ピクセル以上、最大10,000×10,000ピクセルです。
3ページ目では、「KDPセレクトに登録」にチェックを入れ、出版地域は「すべての地域」を選びます。
ロイヤリティは基本的に70%でOKです。
価格を設定して「Kindle本を出版」を押せば、申請は完了します。
通常は24時間ほど、最長で72時間ほどで出版が始まります。
入れてはいけないキーワード9パターン
キーワードは、禁止されたもの以外ならほとんど入れられます。
ですが、適当に入れると出版後にさっぱり売れなくなりかねません。
次の9つは避けて下さい。
- 本のタイトルや著者名と同じ言葉(もともと検索の対象なので、枠がもったいないです)
- 「最高レベルの本」のような、根拠のない誇大表現
- 「新刊」「配信中」など、時間で状態が変わる言葉(SNSでの告知なら使ってOK)
- 「音楽」「スポーツ」「本」など、一般的すぎる言葉
- 誤字脱字
- 表記のゆれ(「Type A」と「TypeA」、「投資、貯金」は「投資」と「貯金」に分ける、「dish」と「dishes」)
- 本と無関係な言葉(スポーツの本に「ラーメン」など)
- 引用符(「」や"")
- Amazonのサービス名や制度名(「電子書籍」「KDPセレクト」など)
キーワードの選び方は2つ
1つ目は、サジェストキーワードを入れることです。
メインの言葉を検索窓に入れたとき、続けて表示される候補のことで、たとえば「フリーランス」と入れると「税金」が出てきます。
Kindleストアで出なければGoogleでも調べます。
2つ目は、読者の悩みから逆算する方法です。
「サラリーマンを辞めてフリーランスになる方法」なら、次のように考えます。
- 自由に働きたい → 「自由」「退職」
- 休日出勤を減らしたい → 「休日」「残業」
- 給料をもっと上げたい → 「給料」
私はキーワードを、表紙よりも大切だと考えています。
絶対に手を抜かないで下さい。
AIで作った文章は申告が必要
2026年10月時点のKDPヘルプでは、新しく本を出すときや、既存の本を編集して出し直すときに、AI生成のテキスト、画像、翻訳を申告するよう求めています。
AIツールで作った文章は、あとで大幅に直しても「AI生成」にあたり、表紙や本文の画像も対象です。
一方、自分で書いた文章をAIで直したり、AIにアイデアをもらって自分で書いたりした場合は「AIアシスト」で、申告は要りません。
原稿を書いた2023年ごろには、この決まりはありませんでした。
ChatGPTで本文を作る方は、先に最新のガイドラインを確認して下さい。