「失敗作を見せて、何になるの?」

と思いますよね。

私も迷いました。

この回では、失敗した本を公開した理由と、ゲームブログ本が読まれなかった原因、そこから導いた5つの心得を紹介します。

ジャンル選びで悩む方は、ぜひ読んでください。


公開した理由は2つ:購入者の存在と、失敗の学習化

1つ目は、過去に有料で買ってくれた人がいることです。


Kindleでは、出版停止にした本を再ダウンロードできなくなる、と私は理解しています。


つまり、買ってくれた方が、続きを読めなくなるのです。


そこで、1回でも購入された履歴がある本を、復活させました。


2つ目は、失敗を「学び」と捉え直すことです。


うまくいかなかった方法を知ることは、立派な収穫になります。


エジソンも、数万回ともいわれる実験を経て電球を実用化しました。


私も3冊分の経験から、この方法とジャンルは合わないと分かったのです。


今は時間の効率が重視される時代ですから、先に失敗例を知っておくのは賢い選択だと思います。


ゲームブログ本の背景

私のブログ歴は、2017年からです。


ただ、収益はほとんどありません。


年間3万円ほどの年もありましたが、近ごろは2千円あれば上出来です。


その体験談をまとめたのが、全64ページのゲームブログ本でした。


固定レイアウトで出版しています。


読まれなかった3つの原因


原因1:素人っぽい表紙

この本の表紙を見て、どう感じましたか?


おそらく、あなたも素人っぽいと思うはずです。


私も同感です。


内容が良くても、表紙が雑だと手に取ってもらえません。


Canvaのテンプレートを使うだけで、見栄えはずっと良くなったはずです。


原因2:競合が強すぎた

ブログは、出版社の本が多いジャンルです。


実際にブログで稼いでいる人の本もあり、表紙も整っています。


そこへ素人っぽい表紙の本が並んでも、選ばれません。


仮に競合が弱くても、中身が薄いので、人気は出なかったでしょう。


原因3:内容もページ数も薄い

この本は、固定レイアウトなのに64ページしかありません。


1日1冊のペースで出していた時期の作品だからです。


1日で書き切るので、ページ数は増えません。


時間がなく、表紙まで手を抜いてしまう悪循環でした。


99円でも、読み放題の対象でも、薄い本は読みたくないですよね。


どうすれば読まれたか:ブログは避け、需要のある分野と組み合わせる

「ブログで稼ぐ」を扱う記事や本は、数え切れないほどあります。


読者が求めるのは、実際にブログで稼いだ人の本でしょう。


勝てない市場で戦わない、という判断もありだと思います。


出すなら、需要のあるジャンルと掛け合わせる手があります。


たとえば、生成AIとブログです。


ブログ記事や、初心者がやりがちなミスをAIに出してもらう内容なら、新鮮に映るかもしれません。


国内でChatGPTを使う人は、1割ほどだそうです。


これは原稿の執筆時(2024年4月ごろ)の数字です。


2026年10月時点では、総務省の令和7年版情報通信白書で、生成AIを使ったことがある人は、2024年度調査で26.7%(前年度は9.1%)になっています。


失敗しないための心得:表紙とターゲット

ここからは、失敗から導いた5つの心得です。

  • 表紙は外注か、Canvaのテンプレートで作る
  • ターゲットを絞る
  • インパクトのあるタイトルを付ける
  • 書く前に需要を調べる
  • 出版の前後に告知する

私の表紙は、今はすべてCanvaのテンプレートです。


プロが作った型なので、素人っぽさが消えます。


自信がなければ、外注するかテンプレートに頼ってください。


ターゲットは、広げるほど読まれなくなります。


私の最近の本は、Kindle出版という広いテーマを、初心者向けに絞りました。


失敗しないための心得:タイトル、需要、告知

タイトルは、強さと分かりやすさの両立です。


私の最近の本の「失敗作から学ぶKindle出版①」は、本にしにくい「失敗作」をあえて打ち出しました。


短いので、内容もすぐ伝わります。


需要は、書き始める前に確認してください。


失敗作3冊のうち、デザイン本以外は需要の小さいテーマでした。


Kindleストアでキーワードを検索し、出てきた本のランキングを見るのが手です。


セラースプライトの拡張機能をオンにしてストアを開くと、総合ランキングとカテゴリー別ランキングが表示されます。


最後に告知です。


Amazonが力を入れて紹介してくれるのは、ロングセラーと新刊だけです。


告知しないと、印税は右肩下がりになります。


SNSやコミュニティを使って、知らせていきましょう!