「経験ゼロでも、デザインの仕事は取れるの?」
と不安になっていませんか?
私は未経験から始めました。
この回では、受けた案件と単価、つまずいた点、得られたことをまとめます。
デザインの仕事に興味がある方は、ぜひ読んでください。
会社を辞めてから、最初の依頼が届くまで
2020年3月、コロナの感染が広がり始めた頃に、私は会社を辞めました。
職場への不満に加え、地方勤務だったので、東京に戻りたかったのです。
会社員時代から副業を続けていたため、仕事の当てがある状態で独立できました。
その数か月後の2020年7月、デザインの依頼が初めて届きます。
経験は、まったくありませんでした。
初仕事はマンガ広告:Photoshopで画質を整えた
依頼主は、以前から定期的に仕事をくれていたクライアントです。
内容は、有名なマンガ配信サイトの広告バナーでした。
ネットでよく見かける、あの種類の広告です。
制作はPhotoshopで行い、枚数をこなすうちに操作に慣れていきました。
届いたマンガ画像の画質が悪いときは、シャープネスで補正しました。
実感したのは、案件をこなすのが上達への最短ルートだということです。
受けた仕事は5種類
受注したのは、次のような仕事です。
- Webマンガ広告
- Pinterestのピン画像
- YouTubeのサムネイル
- ブログのアイキャッチ画像
- ロゴデザイン
Pinterestは、クラウドソーシング経由です。
女性向けブログのピンを10枚作りました。
報酬は高くなかったものの、学ぶことは多かったです。
ロゴは、コンペに30〜40件応募して、ようやく1件採用されました。
ほかにココナラで1件受注し、合計3件で約4万円です。
かかった時間は約20時間なので、効率は良い仕事でした。
ただ、採用されるかは運次第なので、今はコンペに参加していません。
ピン画像づくりに使ったCanva
Pinterestは、好きな画像を自分のボードにピン止めして共有するサービスです。
画像にリンクを付けられるので、ブログへ人を呼ぶ手段としてよく使われます。
ピンの制作には、デザインアプリのCanvaが向いています。
Canvaは、ブラウザ上でデザインを作れるアプリです。
無料でも使えますが、有料版にすると、素材をすべて使える、作業中に自由にサイズ変更できる、背景を消せる、フォントを追加できる、といった利点があります。
ただし、文字の装飾にこだわるなら、CanvaよりPhotoshopとIllustratorのほうが向いています。
私も、場面に応じて使い分けています。
なお、YouTubeのサムネイルは、仕事を得るためにモニターを募集して作りました。
マンガ広告の時給は約1,200円
この案件は、ルールが細かく決まっていて、独創性は求められませんでした。
1枚の報酬は数百円、慣れれば15分で完成します。
時給に直すと、1,200円ほどです。
安いと感じる方もいますよね。
ところが、月給24万円の会社員は、日給で約1.2万円です。
労働8時間に往復の通勤2時間を足した10時間で割ると、1,200円になります。
通勤を含めると、会社員の時給は意外と低いのです。
昼休みを削れば、時給ではこちらが上回るかもしれません。
ただし、仕事が無限にあるわけではないので、注意が必要です。
つまずいたこと:基礎、ソフト、修正依頼
最初の壁は、デザインの基礎が分からないことでした。
本で学んでも、実務で使えるまでには時間がかかります。
仕事として受けた以上、「できません」とは言えません。
ネットで必死に調べて、乗り切りました。
クライアントへの質問は、最終手段です。
次の壁は、ソフトの使い方でした。
ロゴの案件で「プロっぽく」と頼まれたときは、試行錯誤を重ねていくつも案を出し、なんとか納得してもらえました。
RPGで、弱い勇者が強敵に挑むほど経験値が貯まるのと同じです。
きつい経験ほど、成長は早くなります。
いちばんこたえたのは、全力で作ったのに修正を求められたときでした。
誠実に応じるしかない、と学びました!
得られたものと、副業をすすめる理由
実務を通じて、Photoshopを効率よく使えるようになりました。
センスも、少しは磨かれたと思います。
自力で仕事を取れた経験は、大きな自信になりました。
マンガ広告に始まり、サムネイル、ロゴ3件へと、仕事がつながっていったのです。
デザインの仕事を自力で取るのは難しく、競争も激しいです。
それでも、試行錯誤を続ければ、少しずつ実を結びます。
ちなみに私は、フリーランスでの独立を基本的にはすすめていません。
会社員を続けながらの副業なら、稼ぎに縛られずに済みます!
独立を考えているなら、まず副業から試してみてください。