配当で返済を支えたいけれど、どの銘柄を買えばいいのか分からない。
そんな悩みはありませんか?
選び方を間違えると、思ったほど配当が入らず、後悔します。
この回では、私が日本株とJ-REITに絞る理由と、実際に持っている銘柄、選ぶ3つの基準を紹介します。
銘柄選びに迷っている方は、ぜひ読んで下さい。
主役は、日本の高配当株
いちばんのおすすめは、日本の高配当株です。
大事なのは、利回りの高さだけで選ばないこと。
安定して配当を出し続けている会社を選びます。
- 非減配株:不景気でも、配当を下げない会社
- 連続増配株:毎年、わずかでも配当を上積みしている会社
こうした会社は、経営が安定していて、投資家を大切にする姿勢が見えます。
一時的に利回りが高いからと飛びつかず、長く持って安心できる会社を選びましょう。
気をつけたいのは、利回り5〜6%以上の銘柄です。
株価が下がって、見かけの利回りだけが上がっているケースが多く、業績悪化による減配のリスクがあります。
私が狙うのは、利回り3〜4%くらいの、安定した銘柄です。
鉄道、インフラ、通信など、景気に左右されにくい業種も、候補になります。
もう1本の柱、J-REIT
次におすすめなのが、J-REIT(不動産投資信託)です。
複数の不動産から入る家賃収入を、投資家に分けてくれる仕組みで、「家賃をもらう権利を、少額で持つ」イメージです。
利回りは、原稿を書いた2025年12月ごろは、年4%前後でした。
2026年7月時点では、年4〜5%ほどのものが多く(東証REIT指数に連動するETF「1343」の分配金利回りは約4.5%)、株と並んで、安定した分配金が期待できます。
運営するのは、大手の不動産会社や金融機関が多く、信頼性も高めです。
目安として、10万円を投資すると、税引き前で年4,000〜5,000円の分配金。
投資額を増やすほど、毎月の返済をじわじわ補う、副収入の柱になります。
おすすめしない2つの商品
毎月分配型の投資信託。
分配金の出どころが、元本の取り崩しであることが多く、資産が膨らみません。
そもそも、オルカンやS&P500のような商品は、分配金を出さない、長期積立向けです。
毎月取り崩すと、複利の効果が出ません。
返済用にはせず、教育資金や老後資金の積立として、別に持って下さい。
米国の高配当株・ETF。
利回りは魅力ですが、配当がドル建てで入ります。
円に両替する手間、為替のリスク、手数料がかかります。
ドルを円にして、返済口座へ移す手間が苦にならない方なら、問題ありません。
この連載が目指すのは、口座に配当金が自動でチャリンチャリンと入ってくる仕組みです。
だから、シンプルに、日本株とJ-REITをおすすめしています。
私の保有銘柄
参考までに、私が持っているものを紹介します。
あくまで私の保有であり、買うかどうかは、ご自身で判断して下さい。
J-REIT(すべてETFタイプ)
- MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)
- MAXIS Jリート上場投信(1597)
- NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)
資金に余裕ができたら、いずれは個別のJ-REITも買いたいと思っています。
同じ不動産投資でも、ローンを払う側になるか、分配金をもらう側になるかで、まったく違いますよね。
日本株(高配当株)
- 三菱HCキャピタル(8593)
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
- ホンダ技研工業(7267)
- 積水ハウス(1928)
- ソフトバンク(9434)
- NTT(9432)
投資信託(インデックス投資)
- eMAXIS Slim オール・カントリー
- eMAXIS Slim 米国株式
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
インデックスは、返済用ではなく、長期の資産づくり用に分けています。
銘柄を選ぶ3つの基準
高配当株を選ぶとき、私は次の3点を見ています。
- 増配の傾向が見られる
- 配当性向が50〜60%を下回り、安定している
- 総資産や純資産が、年々わずかに伸びている
つまり、無理のない範囲で、コツコツ配当を増やしている企業です。
あおり情報に惑わされない
最後に、これだけは言わせて下さい。
SNSで、「この銘柄が10倍になる!」
とあおる情報を見かけても、絶対に惑わされないでください。
買う銘柄は、必ず自分で調べて、自分の判断で決める。
これが大前提です。
YouTubeの解説動画も、たくさんありますよ。
私は、お金の話を発信する人気YouTuberの動画を、日ごろから参考にしています。