カード会社から「リボに変更しませんか?」
というメールが届いて、気になったことはありませんか?
私はそのメールに、10年以上振り回されました。
この回では、カード会社がリボを勧める理由と、一括払いが通用しない専用カードへの対処法を紹介します。
支払いが苦しいと感じている方は、ぜひ読んで下さい!
カード会社の収入源は3つ
なぜ、あんなにリボを勧めてくるのか。
答えは、リボが儲かるからです。
ちなみに、私はカード会社で働いた経験がありません。
ネットで調べた情報と、元カード会社の社員さんが書いたブログをもとにお話しします。
カード会社の収益は、主に3つあります。
- 加盟店(お店)からの手数料:売上に応じて受け取ります
- 年会費:私は2枚持っていますが、どちらも無料です
- キャッシングやリボの手数料:年利15〜18%なので、会社にとってはおいしい収入です
年会費無料のカードが多いのは、リボの手数料で十分に稼げるからでしょう。
だから「リボに切り替えればポイント5倍」というキャンペーンを、頻繁にやっているのです。
私が経営者でも、毎月のように打つと思います。
リボにしてくれるだけで利益が確定しますし、経費もほとんどかかりません。
メールの原稿を作って、一斉に送るだけです。
全員がリボにするわけではなくても、メールを受け取った全員が一括のままだとは考えにくいはずです。
引き落とし直前のリボ変更メール
もう一つの罠が、引き落としの数日前に届くメールです。
中身は引き落とし金額の連絡がメインで、「支払いが厳しければリボに変えませんか?」
と添えられています。
悪魔のささやきです。
月末に余裕がないタイミングを、カード会社はよく分かっています。
絶対に耳を貸さないで下さい。
リボに変えると、その月の支払いは減って、得をした気分になります。
ですが、変更した分をわざわざ臨時返済する人は、ほとんどいません。
結局、元金は残ります。
カード会社は人間の心理を知り尽くしたマーケティングのプロです。
変更ボタンを押した瞬間から、あなたは利息という形で、会社の利益に貢献する側になります。
私は10年以上リボに苦しめられ、払った利息は70万円を下らないと思います。
だから言えるのですが、今リボを使っていない方は、絶対に使わないで下さい。
どうしてもお金が必要なら、貯金を下ろすか、分割払いにします。
分割払いなら、回数が決まっていて、リボより利息は少なくて済みます。
最初から「リボ専用」だったカード
「悪魔のカード」と呼ばれるのが、リボ専用カードです。
読者アンケートで体験談を寄せてくれた、けんさん(20代女性・会社員)の例を見ましょう。
けんさんは、最初からリボ払いがついたカードを作りました。
毎月の支払額は5,000円に設定されていて、一括払いを選んでも請求のほとんどがリボになる設定でした。
「一括で終わればいいのに」と思いながら、設定上どうにもならなかったそうです。
リボ残高は10万円、利用期間は5年です。
普通のカードなら、一括かリボかを自分で選べます。
リボ専用カードは、すべての利用が自動でリボになります。
お店で一括払いを選んでも、勝手にリボです。
設定した返済額以外は、すべてリボ扱いになるため、本人は一括のつもりでも、実際にはリボを使っています。
まさに一利なしです。
自分のカードがリボ専用か確かめる
まず、カードの明細を確認して下さい。
リボを使った覚えがないのに「リボルビング手数料(利息)」が出ていたら、リボ専用カードの可能性があります。
その場合は、カード会社に確認しましょう。
ネットで「リボ払い専用カード一覧」と検索する手もあります。
対策1:解約する、対策2:返済額を請求額以上にする
対策は2つです。
1つ目は、解約です。
同時に、リボ専用ではないカードを作り直すか、他のカードをメインにします。
有名アニメなどとコラボしたカードには、リボ専用が多いので、申し込むときは注意して下さい。
解約が難しいときは、毎月の返済額を請求額以上にします。
けんさんも、この方法でリボ残高を減らせました。
私のおすすめは、「これまで一番多かった月の利用額+2〜3万円」に設定することです。
最高が5万円なら、7〜8万円にします。
そうすれば、専用カードでも実質的に一括払いになり、利息はかかりません。
設定の方法はカード会社によって違うので、ホームページで調べて下さい。
コールセンターに電話すると、引き止められることがあるので、ネットから手続きするのが無難です。
一般のカードにも「なんでもリボ」というオプションがあります。
会社によって名前は違いますが、オンにしてあるなら、ネットでオフにするだけでOKです。