リボ払いは、ちょっとしたきっかけで始まります。

自分だけが特別に弱いわけではない、と思えるかもしれません。

この回では、クラウドソーシングで集めたアンケートから、6人の体験談を紹介します。

リボを使い始めたきっかけを振り返りたい方は、ぜひ読んで下さい!


脱毛コースがリボ払いしか選べなかった

アンケートには15人の方が答えてくれました。

その中から、まず3人を紹介します。


1人目は、takashi02さん(20代男性・会社員)です。

リボ残高は約20万円で、利用期間は約2ヶ月です。

脱毛のコースを申し込む際、支払い方法がリボしかなく、仕方なく選んだそうです。

今はできるだけ多く返して利息を減らしていて、「リボ払いはイライラする」というのが本音のようです。


私も脱毛を考えていて、どのクリニックにするか迷っています。

脱毛クリニックは、カウンセリングに行くとその場で契約させようとしてきます。

その場では決めず、一度持ち帰ることをおすすめします。

リボしか使えないクリニックは避けて、現金や一括払い、ボーナス払いを使いましょう。

どうしても難しいなら、せめて分割払いです。

脱毛の相場は20〜30万円なので、12〜24回くらいにします。

それでも、リボよりマシという程度に考えて下さい。


5万円を超える月だけ使っていた

2人目は、リングさん(20代男性・会社員)です。

リボ残高は約8万円で、利用期間は約3年です。

請求が5万円を超える月にリボを使っていて、1回の利用は1〜5万円ほどでした。

私からは、少額でいいので貯金を始めるようにお伝えしました。

毎月1,000円でも、1年で12,000円です。

貯金があれば、請求が多い月も乗り切れて、リボは要らなくなります。


ちなみに、8万円のリボ元金を12回払いにすると、利息は6,000円です。

カードの明細に利息の説明があるので、今すぐ確認してみて下さい。


限度額が上がって、毎日カードを使った

3人目は、ねこみみさん(30代女性・アルバイト)です。

リボ残高は約60万円で、利用期間は約4年です。

限度額が上がったのをきっかけに、「まだ大丈夫」とほぼ毎日カードを使い、3年後に満額近くになっていたそうです。

毎月の返済額を最低金額にしていたため、元金は減らず、返済に追われていました。

今は、少しずつ上乗せして完済を目指しています。


上乗せ返済は、とても良いことです。

ほとんどのカードはコンビニATMで繰り上げ返済ができるので、余裕があれば1,000円でも返しましょう。

リボの利息は1日単位でかかり、元金が60万円なら、毎日約247円にもなります。

この機会に固定費を見直して下さい。

私は、車を手放して外食を控え、毎月約3万円を節約できました。

次に見直したいのがサブスクです。

ほとんど使っていないものに、払い続けていないか確認しましょう。

結婚されているなら、パートナーに相談するのも手です。


貯金目標のためにリボを使う

ここからは、読者アンケートの3人です。

beeさん(30代女性・会社員)の元金は78,000円です。

5年に1回くらい、5万円を超える買い物のときに使いたくなるそうです。

毎月一定額を貯金する目標があるので、リボにすると達成しやすいと言います。

でも、結局は損をしていると思うので、考え直したいとのことでした。


beeさんの考えは正しいです。

リボにすれば、その月の支払いが減って貯金に回せます。

ですが、トータルでは利息ぶん損になります。

5万円を5回払いにした場合の利息は、総額で1,875円です。

高級ランチが1回、安いお店なら2人分に当たります。

5万円のリボで、ランチ1〜2回分が飛ぶと覚えておいて下さい。


貯金に手をつけたくなかった自営業の方

振内山さん(40代女性・自営業)の元金は78,000円で、年に3〜5回使います。

手元にお金がなく、貯金に手をつけたくないとき、大きな出費があるときに使うそうです。

5万円以上の買い物が目安で、一度組んだ残高が半分以下になるまでは、次を組まないようにしています。


自営業は収入が不安定で大変ですよね。

私もフリーランスなので、よく分かります。

そのうえで、今後はリボを使わないために、口座を2つに分けましょう。

  • 高額出費用の口座:買い物や旅行、冠婚葬祭などに備えます。30〜50万円ほどあれば大丈夫です
  • 貯蓄用の口座:将来や老後のための貯金です。よほどでない限り解約しない前提で貯めます。投資に興味があれば、インデックス投資や高配当株もおすすめです

高額な出費は、高額出費用の口座から払い、あとで使った分だけ毎月補充していきます。

すると、利息がかからないので、毎月の出費が少し減ります。

これでリボから脱出です。


飲み会の会計をまとめてカード払い

祐悟さん(40代男性・会社員)のリボ残高は80万円で、利用期間は3年、頻度は月に2〜3回でした。

きっかけは、飲み会の会計をまとめてカードで払ったことです。

支払いは10万円を超えました。

現金は参加者から回収しましたが、手持ちのお金とカードの残高が別物に思えて、他の支払いに使ってしまったそうです。

リボにすると月々の支払いが変わらないので、ちょくちょく使うようになり、あとで見返すと期間も利息も想像以上でした。


20人を超える飲み会なら、10万円を超えるのも珍しくありません。

ポイントが貯まるので、カードで払う方もいます。

ですが、よほどお金の管理がしっかりした方以外には、おすすめしません。

カードで払えば、その分の現金が手元に残ります。

それは、来月の支払いに必要なお金です。

人間は誘惑に弱く、手元にあるお金を使いたくなります。

大金を持ち歩くリスクもありますし、お店側には決済手数料が2〜3%かかります。

絶対にダメとは言いませんが、現金払いを強くおすすめします。


リボ残高が80万円なら、利息だけで毎月10,000円です。

ボーナスが出る会社なら、自由に使える額の半分をリボ返済に回すのがおすすめです。

私は50万円のリボを、毎月3万円の臨時返済で1年で完済しました。

残高が大きい方は、コツコツ返すだけでなく、まとまった返済も必要です。

この機会に、家計も見直してみて下さい。