リボを完済したいけれど、何から始めればいいか分からないという方は多いと思います。

私も最初は迷いました。

この回では、最初にやる2つのことと、貯金箱を使った1,000円返済の手順を紹介します。

リボの完済を目指す方は、ぜひ読んで下さい!


まず生活防衛資金を確保する

リボを完済するとき、最初にやることは2つです。

1つ目は、生活防衛資金を確保すること。

2つ目は、1,000円でもいいから返済することです。

優先度は、1つ目が先です。


生活防衛資金とは、急な出費や収入の減少に備える貯金で、生活費の3ヶ月〜6ヶ月分が目安です。

貯金があると、精神的にも楽になります。

そして、この貯金はリボ返済に回してはいけません。

急な出費があったときは、その貯金を使えばいいのです。

貯金を下ろせば、余計な利息を払わずに済みます。


何ヶ月分を貯めるかは、状況で変わります。

独身で安定した職業なら、生活費の3ヶ月分で十分です。

結婚式やマイホームなどの大きな出費が控えているなら、別に考えて下さい。

家庭がある方や、フリーター、フリーランス、自営業の方は、6ヶ月分を貯めておきましょう。

置き場所は、現金預金か、すぐ下ろせる定期預金です。

投資は値動きがあり、必要なときに下がっていたら役目を果たせないので、回さないで下さい。


「お金が貯まってから返そう」という考えは、今すぐ改めて下さい。

生活費がギリギリなら仕方ありません。

ですが、ある程度の余裕を持ったうえで、余ったお金はできるだけリボ返済に回しましょう。

リボの残債が減るということは、資産がプラスに近づくということです。


給料日までの残り日数から返済額を決める

返済に回す額は、給料日までの日数から決めます。

「使わなくても大丈夫そうだな」と思ったお金の、半分を返済に回します。

例で計算しましょう。

  • 給料日まで:残り10日
  • 自由に使えるお金(家賃や引き落としを除く):30,000円
  • 1日の生活費:2,000円

10日の生活費は20,000円なので、30,000円から引くと10,000円が残ります。

その半分の5,000円をリボ返済に、残りの5,000円を予備にします。

全額を返済に回さないのは、突発的な出費に備えるためです。

出費が増えたとき、また借り入れに頼っては元も子もありません。


1,000円返済は利息15%の貯金と同じ

私がリボを完済するために使った方法が、1,000円返済です。

「たった1,000円で何になる」と思うかもしれません。

でも、侮ってはいけません。

銀行預金の利息はほぼゼロですが、リボを早く返せば、返した分には15%の利息を払わなくて済みます。

臨時返済は、利息15%の貯金をするのとほぼ同じです。


1,000円を1年早く返せば、150円の手数料が浮きます。

1,000円返したら、1年後に150円のキャッシュバックがあるようなものです。

15%のキャンペーンがあれば、ほとんどの方は参加するでしょう。

  • 5,000円なら750円
  • 1万円なら1,500円
  • 10万円なら15,000円
  • 100万円なら150,000円

キャッシングは年利18%なので、上の金額に1.2をかけて下さい。

100万円は難しくても、1,000円なら返せるはずです。

たとえば、1万円のリボ残債を1年早く返すだけで、1,500円が浮きます。

少し高いランチや、漫画2〜3冊、缶ビール6本セット、牛丼3回分、ガソリン約9リットル(2023年2月時点)が買えます。


1,000円返済の3つのメリット

ここで言う1,000円返済は、通常の返済とは別に、臨時で返すことです。

毎月2万円返しているなら、それとは別に1,000円を足します。

メリットは3つあります。

  • 精神的な負担が少ない:財布から急に2万円を出すのはきついですが、1,000円ならそこまで減りません
  • 確実に利息が減る:臨時返済は全額が元金に当たります。リボの手数料は、毎月の請求時にしか発生しません
  • 完済までの道のりが近くなる:期間が短くなります

私は50万円のリボを、毎月1万円から2万円に増やし、余裕があれば臨時返済をして、計算上4年かかる分を1年で完済しました。

月1,000円だけではペースは上がりませんが、臨時返済が1万円を超えるあたりから、期間がかなり縮まります。


貯金箱を使った手順

具体的な手順は、次のとおりです。

  • 開けられるタイプの貯金箱を用意する
  • 毎日、財布の小銭を貯金箱に入れる
  • 週に1回、貯金箱を開ける
  • 1,000円単位で引き出し、財布の1,000円札と交換する
  • その1,000円札を持ってATMで返済し、翌週以降も繰り返す

貯金箱は100円ショップで買えます。

開けられないタイプだと、毎週買い直す無駄が出ます。

小銭を入れるのは、毎日寝る前です。

「毎日〇円入れる」とは決めないで下さい。

計画的に貯金できているなら、リボは使っていません。

ノルマはストレスになり、続かなくなります。

その日の気分で、適当に入れて下さい。

1円玉や5円玉は、数えるのが面倒なので、基本は50円・100円・500円玉で、たまに10円玉を入れる程度にします。


リボの手数料は日割りです。

1日でも早く返すほうが得ですが、毎日返すには、1,000円×その月の日数が必要です。

2月でも28,000円になり、それが返せるなら一括で返したほうがいいくらいです。

週1回なら、毎月4,000〜5,000円なので現実的です。

開ける日は休みの日にしましょう。

私は毎週土曜日でした。

1,000円未満の端数は、次の週に回します。


財布に小銭を戻したくないなら、小銭入れを用意するか、スーパーやコンビニの硬貨入金機で減らしましょう。

1,000円札を持ってコンビニATMで返済すると、明細にリボの残額が印字されます。

毎週この数字が減っていくので、気持ちがどんどん楽になります。

続けるうちに「もっと早く返したい」と思うようになり、ペースが自然に上がります。

焦らず、コツコツ続けましょう。